2009年6月号 Over The Peak 信州の峠
ピックアップ記事
絶対行きたい! 信州の峠ベスト20
サイクリストなら行っておきたい信州の峠をセレクト。タイムアタック的な走りだけじゃなく、じっくり景色を見たり、休憩時間を楽しんだり、その峠道の歴史を味わうようなスロー・サイクリングもいいよね、という気持ちで取材した。それぞれの走り方、楽しみ方で峠の魅力に触れてほしい。
Over The Peak
絶対行きたい!
信州の峠
ベスト20
連載・その他
ローリング・サンダー・レビュー [鈴木雷太]
●トマックバイク・カーバイドXC
日本列島ぶらぶら絵日記
つ〜りんぐムサシ
土佐の夜はちんちん電車に乗って……の巻
みちナビ
大規模自転車道路調査隊
レディ・ゴー・ジャパン ロッカールーム通信
八丁堀ロードバイク奉行所
RIDER’S PIT
今月のインフォメーション&ニュース
Cover Story
[表紙の自転車]GIANT
TCR ADVANCED
RABOBANK
ジャイアント・TCRアドバンスド ラボバンク
問:ジャイアント TEL:045・505・0111
www.giant.co.jp
ヨーロッパ・プロレースをけん引するオランダの強豪チーム、ラボバンク。そのラボバンクが今年、「勝てる機材」として選んだのがジャイアントだ。伝統のレーシングバイク、コルナゴから、革新的なマシン作りでレースシーンをリードするジャイアントへの乗り換え。ファンも驚きを隠せなかったが、ジャイアントの勢いを感じさせる出来事だった。
そしてそのラボバンクが使用するマシンをイメージさせるレーシングカラーを身にまとったモデルが、この「TCRアドバンスド・ラボバンクカラー」。最高級モデルTCRアドバンスドSLの血を受け継ぎながら、その驚くべきコストパフォーマンスで話題となっているTCRアドバンスドシリーズのフレームがベースだ。カラーリングはプロが使用するモデルを巧みに再現、チェーンステーの「SHIMANO」、シートチューブの「TCR」ロゴデザインなど、ツボを押さえたあしらいで、レースファンをニヤリとさせる出来映えだ。
それだけではない。ハンドル&ハンドルポストのPRO、タイヤのヴィットリアなど、ラボバンクチームが使用するパーツブランドがキッチリ採用されているあたりも「やるな!」という感じ。もとより「オーバードライブ」ヘッド、「パワーコア」BBなど最先端の技術が惜しみなく投入されたフレームだけに、そのポテンシャルは折り紙付き。ラボバンクファンでなくても気になる1台だ。
spec.
●フレーム/カーボン ●フォーク/カーボン ●メインコンポ/シマノ・105 ●ハンドル/プロ・PLT ●ステム/プロ・PLT ●サドル/ジャイアントオリジナル ●シートポスト/ジャイアントオリジナル ●ホイール/シマノ・RS-20 ●タイヤ/ヴィットリア・ザフィーロプロスリック ●フレームサイズ/XS、S、M、ML ●完成車重量/8.0kg(ペダルレス本誌実測) ●カラー/チームカラー ●完成車価格/26万2500円