2011年11月号 巻頭大特集:知ってるだけで役に立つ!走りの楽ワザ
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Cover Story
今シーズンはエアロダイナミクスに焦点を当てたフレームが目に付く。そのひとつがスコット・フォイル。エアロフォイル(水中翼)からの命名からもわかるとおり、完全に空力を意識したマシンだ。特徴的なフレーム断面は、シートチューブ、ダウンチューブのみならず、シートステーまでが三角形。前方がとがっていて、空気を流す後方は広い形状。これまでの涙滴断面、いわゆる「エアロ形状」とは異なったアプローチ。空気を流す後方部分には、実際にフレーム構造体がなくても、斜めに風を受けたときを含めエアロ効果が高いという実証結果にもとづくカタチだ。この研究のために空力の専門家が集まり、メルセデスベンツ・グランプリの風洞施設「Drag 2 Zero(ドラグ・ツー・ゼロ)」で実験を重ねたという。この形状は空力に優れているだけではなく、剛性や重量の面でも非常に優れており、バランスのいいフレームに仕上がっているという。デザイン的に見てもこれまでの古くさいエアロ形状フレームとは違い、現代的な新しさを感じさせる。レーサーからホビーライダーまで、走りを気にする人なら今いちばん物欲をそそられるマシンだ。
SPEC.
スコット・フォイル10
フレーム●ハイモジュラスカーボンモノコック フォーク●カーボンモノコック コンポーネント●シマノ・デュラエース ホイール●マヴィック・コスミックカーボンSL ハンドル●リッチーWCS ステム●リッチーWCS サドル●フィジーク・アリオネCX 完成車価格●82万円 フレーム価格●39万8000円 完成車カタログ重量●6.9kg
[お問い合わせ]ゴールドウイン・アクティブ事業部 www.goldwin.co.jp