Cover Story

ヒルクライム特集とシーオッター･クラシックの記事に登場してくれたオガこと小笠原崇裕が駆るのは、トレ ックのニューモデル、ドマーネ。スペシャライズドのルーベがそうであるように、パリ〜ルーベなどのハードな路面に対応するべく開発された、振動吸収性に優れたプロユースバイクだ。もちろんそういった振動吸収性のよさは、そのまま一般ユーザーのロングライド使用にも存分に生かされる。つまり、マドンがいいのはわかっているけれど、もうちょっと乗り心地がいいモデルが欲しい……と思っていた人にぴったりのモデルなのだ。最大の特徴はシートチューブとシートステー＆トップチューブの接合部。シートチューブとトップラインを完全に切り離し、そこを2本のボルトで接合する。サドルを上からエイッと押すと、シートチューブがしなるのがわかるのだ。やってみるとびっくりするほど。このサスペンション効果が、しなやかな乗り心地を生み出すというわけ。現在、ロードバイク好きの間で最も話題のモデルがこのドマーネだ。

SPEC.

トレック･ドマーネ6.2
フレーム●600シリーズOCLVカーボン　フォーク●Isoスピードフルカーボン　コンポーネント●シマノ･アルテグラ　ハンドル●ボントレガー・レースライト　ステム●ボントレガー・レースXライト　サドル●ボントレガー・アフィニティレースライト　シートポスト●ボントレガー・カーボンシートマスト　ホイール●ボントレガー・レースライト　タイヤ●ボントレガーR３　サイズ●52、54cm　カラー●ブラック×ホワイト　完成車価格●49万9000円
[お問い合わせ]トレック･ジャパン　http://trekbikes.co.jp/