Cover Story

第２回全日本最速店長選手権の覇者はシクロオオイシ ラヴニールの大石一夫店長。昨年に続きルックにまたがり、今年は見事「最速店長」の座を射止めた。昨年はルック・595だったが、今年は695。ちょっと見慣れないフレームカラーは、世界19カ国の国旗をイメージした「フラッグエディション」のうち、イタリアバージョンのもの。言われてみればイタリアの「アズール」カラーに近い。ちなみにシートステーの上端にイタリア国旗も小さく入っている。大石さんいわく「選手のときは供給された機材で走るしかなかったけど、今は自分で選べるから楽しいよね。ほら、僕なんか若いころルックやタイムにあこがれた世代だから。イノーとかレモンとか（笑）。今はこうやって好きなフレームに乗れるのがうれしいですね」。ホイールも大石さんイチオシのロルフプリマ。「軽くて安い。このコストパフォーマンスは圧倒的だね。ほかのホイールがかすんで見えるほど」とベタぼめ。今年は各ブランドやメーカーもこの最速店長選手権企画に大注目。最速店長争いは、同時に最速店長が選ぶ機材の争いでもあるのだ。