Cover Story

アンカーのロードバイクといえばオーダーフレームRMZがフラッグシップだが、完成車のトップレンジがこのRIS９。上下異径ヘッド、ボリュームのあるBBなどトレンドを押さえながら、全体的には細身のシルエットでトータルなパフォーマンスを追求する。ブリヂストンアンカーサイクリングチームがテストを重ね、そのフィードバックを惜しむことなく盛り込んだ。表紙モデルにもなってくれたアンカーの藤田晃三さんによれば、アンカーの選手もレースで使っているという。「清水都貴、伊丹健治はRIS９に乗っていますね。ジオメトリーにこだわる選手やとくに高い剛性を求める選手以外は、こっちのほうがいい場合もあるようです。RMZはラグ工法なので、そのぶん重量がかさんでしまうんですが、RISは軽量に作られていますし。軽さと剛性をほどよくバランスさせたモデルですね。ロングライド向けというより、レース向けのモデルだと思います」。写真のカッコいいカラーリングは「スペシャルエディションカーボンブラック」で、＋１万円となる。

SPEC.

アンカー・RIS９　フレーム●カーボン　フォーク●カーボン　コンポーネント●シマノ･デュラエース　ハンドル●デダ・ゼロ100　ステム●デダ・ゼロ100　サドル●フィジーク・アリオネキウム　シートポスト●デダ・ゼロ100　ホイール●フルクラム・レーシングゼロ　タイヤ●ブリヂストン・エクス テンザRR-1X　サイズ●430 〜 550mm　完成車価格●70万円　フレーム価格●29万5000円
[お問い合わせ]ブリヂストンサイクルお客様相談室　http://www.anchor-bikes.com/　電話番号：0120-72-1911