ジャパンカップトレイン復活! 参加レポート
10月13日(金)、今年で30回目を迎えるジャパンカップサイクルロードレースを観戦するための特別列車『ジャパンカップトレイン』が運行された。
2019年は台風の影響により中止、2020年、2021年は新型コロナウイルスの世界的流行により大会が中止になるなど、ジャパンカップトレインも中止されていたが、5年ぶりの運行となった。

これから乗る列車が浅草駅に到着

今回使用される列車は東武スカイツリートレイン用の634系電車。634系はスカイツリーの高さ634mから
東武浅草駅を13時20分に発車した列車は、ノンストップで東武宇都宮駅を目指す。

浅草駅ではバナーや駅員が手を振るお見送りも
ゲストとして、ロードレースファンにはおなじみの栗村修さんと、鉄道マニアで知られる中島康晴さんが同乗。
途中の車内では、ゲストのお2人による車内放送や、各車両をまわってのトークセッションも行われ、参加者たちを楽しませていた。
お2人のジャパンカップを走った体験談や『サイクル誰クル』(優勝者予想)、鉄道マニアの中島さんによる634系電車の解説など、時間が押し気味になるほどだった。

車内放送。「ご乗車ありがとうございます。浅草車掌区の栗村がご案内します」

トークセッション中の中島さん。「634系はスカイツリーがよく見えるように窓が広くなっています」。天井側にまで回り込んだ窓が特徴
ジャパンカップトレインの乗客には、特典として観戦グッズ(大会プログラム、クッションシート、リストバンド)のほか、オリオンスクエアで行われたチームプレゼンテーションを近くで観られる優先エリアの入場権も与えられた。

特典グッズの1つ、ミサンガ風リストバンド。ジャパンカップトレインの乗車券やチームプレゼンテーション優先席への入場券になる
さらに、終点の東武宇都宮駅に到着する直前に車内で発表されたのが、大会アンバサダーのダミアーノ・クネゴによるお出迎え! 参加者の皆さん、クネゴとの記念撮影をしていた。

クネゴ(左から6番目)と一緒に記念撮影
なお、ジャパンカップトレインは輪行状態の自転車も持ち込み可能。東武宇都宮駅構内に、ジャパンカップトレイン利用者専用の自転車組み立てスペースが設置されていた。

ジャパンカップトレイン利用者用の自転車組み立てスペース
宇都宮までの移動も楽しいイベントになる。
あなたも来年はジャパンカップトレインで宇都宮入りしてみては?
問い合わせ:株式会社JTB 宇都宮支店 2023ジャパンカップ受付サポートデスク
m_sakuraoka093@jtb.com
第30回記念 2023ジャパンカップサイクルロードレース
2023年10月14日(土)2023ジャパンカップクリテリウム
会場:宇都宮市大通り周回コース
2023年10月15日(日)2023ジャパンカップサイクルロードレース
会場:宇都宮市森林公園周回コース
公式サイト:
http://www.japancup.gr.jp/