SPECIALIZED DAY 2024 in Chiba supported by You Port 乗って、競って、会話をする 誰もが楽しめる場がここにある

目次

Presented by Specialized Japan

スペシャライズドデイ2024

DATA
開催日:2024年11月23日(土・祝)
場所:ユーポート木更津
主催:スペシャライズド・ジャパン
特別協賛:裕源/ユーポート木更津

スペシャライズドデイ2024

photo@nobuhikotanabe

スペシャライズドデイ2024

スペシャライズドデイ2024

 

ジャンル、ブランドの垣根を越え、自転車を楽しむ文化を広めたいと考えるスペシャライズド・ジャパンが企画し、それに共感した台湾の商社「裕源」のサポートにて実現した「スペシャライズドデイ」。グラベル、MTBそれぞれの耐久レース、小学生XCレースなどを軸に、自分のペースでライドを楽しむロードライドのほか、会場内に様々なコンテンツが用意され、自分の種目が終わっても楽しめる仕掛けになっていた。

集まったのは約700人。同じ趣味を持った人が集まれば自然と熱気が生まれるだけに、会場は日が沈む時間になったエンディングまで多くの人の楽しそうな顔であふれていた。

 

小学生クロスカントリーレース

小学生クロスカントリーレース。学年ごとに速さは違うが、子供ならではの身体の柔らかさや軽さを生かすライドが印象的だった

裕源のチーム

協賛企業である裕源のチーム。ロードバイク好きが多く、スクーデリアフェラーリモデルをはじめ、皆さんすごい機材に乗っていた

高岡亮寛さんとお客さん

グラベル2時間耐久レースには高岡亮寛さんもショップのお客さんと一緒に参加。皆さんそれぞれでレースを楽しんでいた

スペシャライズドデイ2024

MTBサスペンションセッティング相談

MTBサスペンションセッティング相談。高性能なバイクほどセットアップが大事なので、直接プロに聞けるのは非常に有意義

スペシャライズドデイ2024

photo@nobuhikotanabe

 

SPECIALIZED DAYが目指すもの

板垣響さん

スペシャライズド・ジャパン 板垣響さん

スペシャライズドには「革新と熱狂でライダーの生活を向上させる」というビジョンがあります。そこで多くの仲間が集まる特別な日としてスペシャライズドデイを企画しました。

「自転車を楽しんでいただきたい、サイクリングを続けていただきたい」という思いがブランドの根幹にあるので、参加条件はスペシャライズドのお客様限定にはしていません。内容としてはライドはもちろん、この場で知り合った人同士で一緒にご飯を食べたり、トークショーを楽しんだり、また、ゲーム感覚のレースに参加したりと、一日中、自転車を楽しんでいただけるものです。

スペシャライズドデイはこの開催だけで終わるものではありません。今回の内容から改善点を見つけて、さらに良い内容での継続開催も検討しています。また、地方での開催も考えています。とにかく、日本にもっと自転車文化が広まるよう、自転車を楽しむ機会を作っていきたいと思っています。

 

スペシャライズドデイ2024

スペシャライズドデイはサイクリストのためのイベントなので、参加条件にメーカーの縛りはない。だから面白いのだ

 

SPECIALIZED DAY参加者のスタイルも様々

・ロードライド

富田仁ノ介さん/泉野目貴之さん/中川由人さん

富田仁ノ介さん/泉野目貴之さん/中川由人さん
「天気もよかったので快適に走れた。コースの印象は道幅も広くて走りやすく、低山のある地形の勾配もちょうどいい感じで最後まで楽しめた」とのこと。同じグループには初めて会う人もいたが、ライドに慣れた人のグループだったので、初めて同士でも連携が取れたのが気持ちよく感じたそうだ

 

入枝勝浩さん

入枝勝浩さん
道の駅やショッピングモール巡りが好きなので、そこまでのサイクリングを楽しむほか、普段使いもしているそう。なお、eバイクながらサイクリングでは輪行も組み合わせているという。この日はソロで参加。勾配もあり距離も走ったので、エクステンダーのバッテリーもそこそこ消耗したそうだ

 

 

・グラベル耐久レース

田中 統さん

田中 統さん
この日は一人でエントリーしていたが、途中でグラベルロードからシクロクロスバイクに乗り換えるというスタイルを取っていた。コースの印象を「一見するとフラットのようだが実はそれなりに起伏もあり、さらに路面も土、草のほか、砂利引きがあったりと、テクニカルで走り応えがある」と語った

 

 

・小学生XCレース

東畑諒ノ亮くん

東畑諒ノ亮くん
小学3年生でこれが初レースで、走る前はとても緊張していたとのこと。ところが走り始めると楽しくなり、終始笑顔でライド。スタッフからも「笑顔でゴールしてくれたのがとても印象的だった」と伝えられたそうだ。この日は諒ノ亮くんだけでなくご両親もMTB耐久レースにエントリーしていた

 

 

・MTB耐久レース

大藤さんご夫婦

大藤さんご夫婦
本当は娘さんも一緒の家族チームだったが、都合により夫婦での参加に。自転車は、たまたま見たMTBレースで、同年代の選手が走る姿がカッコよく見えたことがきっかけで購入。それからはどっぷりハマリ、いろいろと走りに出掛けているという。現在はロードバイクに乗っているとのこと

 

中澤 肇さん

中澤 肇さん
MTBの他にロードバイク、クロスバイクも所有し、都内の移動は基本的に自転車で済ませているそう。この日はマイペースで 走ることを目標にした。スタートではあえて後方よりスタートして「何台抜けるか?」 ということを楽しんだそうだ。結果としては10台ほど抜けたので「満足でした」とのこと

 

サイクリングの楽しみ方は人それぞれだと思うが、こうしてみんなで集まるというのはやはりいいものである。スペシャライズドデイは継続して開催予定なので、次回スケジュールが合えば、ぜひ参加してみてはいかがだろう。