日本初のインクルーシブ自転車レース「杉浦佳子杯・第1回インクルーシブ自転車レース成田下総」開催決定

日本初の“インクルーシブ自転車レース”が2026年2月21日(土)、千葉県成田市・下総運動公園サイクリングコースにて開催される。

今大会では、東京そしてパリでのパラリンピック自転車ロードレースにおいて金メダルを獲得した杉浦佳子選手の功績を称え、その活躍を広く知ってもらうため「障碍者」と「健常者」が共に同じ大会で闘い交流を深めるレースを行う。

これにより成長途上にあるキッズやジュニア、また自転車レースにチャレンジを志す初心者にも気軽にレース参加できる企画を実施する。なお、女子リーグ「クイーンリーグ(通称 Qリーグ)」および中学生リーグ「ニュー・エイジ・リーグ(通称 Nリーグ)」の「Q・Nリーグ 2025-2026シリーズ戦・第12戦」も併催する。

杉浦佳子杯・第1回インクルーシブ自転車レース成田下総

 

大会名:杉浦佳子杯・第1回インクルーシブ自転車レース成田下総

開催日:2026年2月21日(土)

開催地:千葉県成田市高岡下総運動公園(フレンドリーパーク)・サイクリングコース(1周=1.5km)

主催:杉浦佳子杯インクルーシブ自転車レース実行委員会

後援:Qリーグ・Nリーグ実行委員会、成田市、成田市教育委員会(予定)、ほか

協力:NPO法人サイクリスト国際交流協会、Flecha

協賛:※調整中

 

【杉浦佳子(すぎうらけいこ)】

1970年・静岡県掛川市で生まれる。

2016年、静岡県でのロードレース大会で落車。脳挫傷、外傷性くも膜下出血、頭蓋骨・鎖骨・肋骨・肩甲骨を粉砕骨折、三半規管損傷を負い意識不明の重体に。その後は危険な状態を乗り越えたものの高次脳機能障害と右半身麻痺が残る。

しかし、わずか 1年後にパラサイクリング選手として登録。この年の2017UCIパラサイクリング・ロード世界選手権タイムトライアルで優勝。2018年に日本人で初となる UCI年間表彰パラサイクリング賞を受賞。2020年東京パラリンピックでは日本人選手過去最高齢での金メダルを2つ獲得。日本自転車史上初の同一大会2冠を達成した。

2024年のパリパラリンピックでは、ロードレースで金メダル、2大会連続のロードレース金メダル獲得も実現した「世界のKEIKO」は、現在も選手として活躍のほか、数多くのマスコミ取材や講演活動も活発におこなう。

杉浦佳子公式X

 

▶︎女子リーグ「クイーン・リーグ(Qリーグ)」、ジュニアリーグ「ニュー・エイジ・リーグ(Nリーグ)」2025-2026シーズンの選手登録受付を開始