2020ハンドメイドバイシクル展 展示&トークショー詳細決定!
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日本自転車普及協会 自転車文化センター(東京都品川区)は、オーダーメイド自転車の魅力を紹介するイベント「2020ハンドメイドバイシクル展」を、2020年1月25日(土)・26日(日)東京都千代田区北の丸公園 科学技術館にて開催する。
ハンドメイドバイシクルは、自転車に乗る人の体格や脚力、使用目的などに合わせビルダー(製作者)によって作り上げられたオーダーメイドの自転車。スポーツ用自転車や高齢者・障がい者向けの自転車、より趣味性の高い自転車のための製造技術へと発展してきた。現在では、その技術を学べる専門学校も開設され、若手ビルダーも数多く登場し始めている。
「2020ハンドメイドバイシクル展」は、そのような世界に1台しかない自転車を作ることができる、自転車製作職人が一堂に会したイベント。会場では、高い技術と自転車に対する深い造詣を持つ国内外のビルダー達によって造られた自転車と、斬新で独創的なパーツを多数集め展示する。(52社展示予定)
また様々な企画コーナーも用意され、競技用車両として世界の舞台で戦った歴史的なハンドメイド自転車の展示コーナー、ハンドメイドバイシクルの組立てを体験できるコーナー、さらにスペシャルゲスト、ハンドメイドバイシクルビルダーによるトークショーなど盛りだくさん。
自転車に関連した情報を、見て・聴いて・話して・体感することができる。入場無料。
「2020ハンドメイドバイシクル展」開催概要
主催者特別展示、フレーム組立て体験コーナーの詳細決定
●特別企画展示「世界の舞台で戦ったハンドメイドバイシクル」コーナー
「中野 浩一選手 世界選手権6連覇達成車」や、「1968年 メキシコオリンピック出場車」など、世界の舞台で戦ったハンドメイドバイシクルを一堂に集めて展示する。
また、現行自転車として、自転車競技最高峰の競輪の中でもトップで争っている、中川誠一郎選手が「2019年 高松宮記念杯競輪(G1)で優勝した自転車」を展示。ここでしか見られないトップ選手達の自転車を堪能できる。
●フレーム組立て体験コーナー「君も自転車ビルダーになれる!?~自転車フレームを組み立ててみよう~」
さまざまなサイズに切削加工された、本物のクロモリパイプを組み立てできる体験コーナー。
トークショー・スケジュール
●1月25日(土)11:30~
ガールズケイリン「増茂 るるこ選手」スペシャルトークショー
ガールズケイリン 増茂 るるこ選手(ましも るるこ)。ガールズ競輪1期生(競輪学校102期)として2012年デビュー。通算優勝回数15回 東京都出身。数多くの特別競輪に出場した佐久間 仙行氏の元、立川競輪場で日々練習に励んでいる。
●1月25日(土)13:30~
「パナソニックサイクルテック」特別講演
パナソニックサイクルテックで、商品企画とモノづくりを手がけるメンバーによる、チタンとクロモリの魅力を伝える特別講演。
<出演>
金森 修一氏(パナソニックサイクルテック 商品企画)
スポーツバイクの商品企画担当。オーストラリア大陸を縦断した経験もある根っからのサイクリスト。
小泉 要治氏(パナソニックサイクルテック柏原工場 加工・POS製造課)
POSの製造責任者。自作のチタンフレームで週末サイクリングやシマノ鈴鹿ロードレースを楽しむ。
古谷 勇輝氏(パナソニックサイクルテック柏原工場 加工・POS製造課)
競輪フレーム担当、クロモリフレームビルダー。現在もレースを継続中。トラック競技に専念する3児の父。
●1月26日(日)11:30~
「細山 正一・細山製作所」トークショー
創業 昭和54年7月27日 神奈川県東林間に工房を持つ老舗ビルダー。クロスカントリー、MTB、ロードバイク、ピストレーサー、ツーリング車、ミニベロと「自転車」と名のつくものならどんなものでも製作可能。細山氏の保有する自転車は50台以上。今も尚、レースに参戦するなど、作り手・乗り手、両方の知識や経験を生かした細山氏の自転車は、サイクリストからの支持も厚い。
●1月26日(日)13:30~
「松田 志行・マツダ自転車工場」トークショー
創業 昭和26年4月1日 東京都荒川区に工房を持つ老舗ビルダー。『勝つこと』を目的としたプロ用の競輪レーサー、軽快な走りを望まれるアマチュア用のロードバイクが得意。自転車作りに関する「情熱」「探求心」は旺盛。競技以外にも、変形性膝関節症の方でも乗ることができる『優U』といった車種も取り揃えているなど、幅広い方から支持を受けている。