乗鞍で山小屋再生プロジェクトが進行中　サイクリストの交流の場を創出

2020.12.09
イベント

ヒルクライムの聖地である乗鞍岳にある山小屋をリノベーションし、サイクリストの新たな交流の場を作る「冷泉小屋再生プロジェクト」が進行している。来年夏のプレオープンを目指しており、2020年12月12日（土）10時からオンラインイベントが開催され、サイクリストとの意見交換が行われる。

乗鞍ヒルクライム大会が開催されることでも知られる乗鞍岳。長野県側の乗鞍エコーラインの中腹にある山小屋「冷泉小屋」はここ10年以上閉鎖していたが、サイクリストたちが訪れる空間として生まれ変わる。休憩、宿泊施設として、乗鞍を訪れる人たちが楽しめる新たな交流の場として来年夏にプレオープンする予定だ。

冷泉小屋再生プロジェクトでは、小屋の設計や運営、そしてどのようなサービスを展開すべきかなどが議論されている。このプロジェクトは、乗鞍に興味がある人なら誰でも参加できる参加型プロジェクトだ。

乗鞍ヒルクライム中盤のつづら折りの道に建つ冷泉小屋は、昭和6年創業の歴史ある山小屋だ

2020年12月12日（土）10時〜12時には、このプロジェクトに携わるサイクリストでスポーツジャーナリストの橋本謙司（ハシケン）氏をゲストに招き、オンラインイベントが開催される。ハシケン氏と冷泉小屋の代表である村田淳一氏との対談や、「乗鞍と冷泉小屋とサイクリスト」をテーマに、サイクリストとして冷泉小屋にどのようなサービスがあったらうれしいのかなど、参加者の意見交換を予定している。