UCIとZwiftが「オリンピック・バーチャルシリーズ」に参加
世界の190カ国以上で利用されているオンラインフィットネスプラットフォームのZwift(ズイフト)は、国際自転車競技連合(UCI)と国際オリンピック委員会(IOC)が開催する新しいOlympic Virtual Series(オリンピック・バーチャルシリーズ/OVS)に参加する。
Olympic Virtual Series(OVS)は、実体験のスポーツと擬似体験のバーチャルスポーツを同時に楽しめるオリンピックライセンスによる初のイベント。
世界中のバーチャルスポーツ、eスポーツ、ゲーム愛好家を動員して、オリンピックの新たな観客層を獲得するとともに、国際オリンピック委員会(IOC)の「オリンピック・アジェンダ2020+5」の提言に沿って、実体験・擬似体験、両形態でのスポーツの発展を促すことを目的にしている。
今回、自転車競技の世界的な統括団体であるUCIと、世界の190か国以上でサイクリストに利用されているオンラインフィットネスプラットフォームのZwiftは、ボート、野球・ソフトボール、セーリング、モータースポーツと並んで、OVSの第1回目のプログラムに参加する5つのスポーツの1つになった。
UCIとZwiftは、昨年12月に第1回UCI世界選手権を開催するなど、バーチャルサイクリングの発展を目的としたパートナーシップを結んできた。そして、今回のOVSシリーズでのコラボレーションでは、IOCと協力し多くの人々の参加を前提としたユニークなオリンピック体験を提供する。
■UCI会長であり、IOCのEsports and Gaming Liaison Groupの責任者でもあるDavid Lappartient氏のコメント:
「OVSは、サイクリングとスポーツの幅広いコミュニティを集めて、オリンピックの価値と精神を共有し、包括的な参加に焦点を当てた4週間のエキサイティングなイベントを開催することを目的としています」
また、バーチャル・サイクリングは、初心者からプロまで幅広い層に支持されており、外的要因に左右されず、自宅にいながらにしてトレーニングや大会への参加が可能なスポーツ。競技者にとってはチャレンジングで、ファンにとってはエキサイティングな真のスポーツであると同時に、健康増進にも貢献している。
数年前から世界的に人気を博していた自転車競技のeSportsは、コロナウイルスの大流行に伴い、多くの国で外出や旅行が制限されたことで爆発的に普及した。UCIとZwiftにとって、Olympic Virtual Seriesは、あらゆるレベルのサイクリストがIOCの公式イベントに参加するユニークな機会を初めて提供することで、バーチャル・サイクリングの包括的な側面を強化する。
Olympic Virtual Seriesは世界中のサイクリストに向けた参加型のイベントで、2021年6月1日から27日まで開催される。イベント詳細や登録方法などは、5月末にZwiftから発表される。
名称:Zwift(ズイフト)
利用料: 1650円/月
対応 OS: Microsoft® Windows、macOS® 、iOS、AppleTV、Android
ダウンロード: http://zwift.com/ja またはiTunes store、Google playから
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