ツール・ド・東北2021の一般エントリーが開始

2021.05.18
イベント

2021年9月19日（日）に開催されるサイクリングイベント「ツール・ド・東北 2021 特別大会」の一般ライダーの出走エントリーが始まった（抽選方式）。また、大会終了後の9月25日（土）、9月26日（日）、10月3日（日）に、インドアサイクリングアプリ「ROUVY（ルービー）」を使用した、オンライン上で「ツール・ド・東北」のコースを体感できるバーチャルサイクリングイベント「ツール・ド・東北 2021バーチャルライド」の開催が決定した。

東日本大震災の復興支援および震災の記憶を未来に残していくことを目的に2013年から開催しているツール・ド・東北は、順位やタイムを競うレースではなく、楽しく走るファンライド形式のサイクリングイベントだ。新型コロナウイルスの影響で昨年は中止され、震災から10年目の節目となる今回の特別大会は、規模を縮小し、2コース、参加者1300人で行われる。

コースは100kmの北上フォンドと65kmの女川・雄勝フォンドで、スタート／ゴール会場は、第1回よりメインの舞台としていた石巻専修大学から、近隣のセイホクパーク石巻に変更となっている。

また、安全対策として利用している公式アプリと地図の技術を使い、コースと参加しているライダーを3D地図上に可視化し、沢山の人が東北に足を運んでいる様子を示して東北への応援の気持ちを表現する。エイドステーションの様子をライブで配信する企画も検討中だ。

ツール・ド・東北応“縁”ライダー

大会のエントリーは抽選形式なので急いで申し込む必要はないが、大会運営を支えるツール・ド・東北応“縁”ライダーのエントリーは2021年5月19日（水）17時59分までだ。応“縁”ライダーのエントリー料の一部はツール・ド・東北の運営費に充てられる。応“縁”ライダーに申し込んだ人は抽選に必ず当選できる（大会全体の定員数を超えた場合は抽選）ほか、後述のオフィシャルサイクルジャージの特別価格での購入、特注マスクのプレゼントなど各種特典もある。

ツール・ド・東北 2021オフィシャルジャージ

ツール・ド・東北 2021オフィシャルジャージはイタリアのPISSEI（ピセイ）とコラボしたもの。デザインから製造まで一貫してイタリアで行われる。デザインの特徴は、緑豊かな東北地方の色であり、また希望の色でもあるツール・ド・東北のグリーンと、前を向き未来を表現する胸元の矢印のモチーフ。また、もう1つのモチーフとして、イタリアの国旗があしらわれており、東北の人々を想うピセイから大会を応援する意味が込められている。

ツール・ド・東北 2021オフィシャルサイクルジャージ

ツール・ド・東北 2021オフィシャルサイクルジャージ
価格：1万4300円
「ツール・ド・東北応“縁”ライダー」特別価格：1万1000円
販売期間：2021年7月8日（木）23:59まで（受注生産）
サイズ： XS、S、M、L、XL、XXLの6サイズ
※詳細はツール・ド・東北公式サイトで

ツール・ド・東北 2021バーチャルライド

チェコの会社が開発したインドアサイクリングアプリ「ROUVY（ルービー）」を使ったイベント。インターネット環境に対応したインドアサイクルトレーナーがあれば、撮影した実際のコース映像を見ながら誰でも屋内でサイクリングを安全に楽しめる。今大会のコースに含まれなかった仙台市、東松島市、気仙沼市の3つのコースが用意される。

ルービーを体験するツール・ド・東北広報大使でモデルの道端カレンさん

ツール・ド・東北 2021バーチャルライド
開催日程／コース／距離：
2021年9月25日（土）／仙台～奥松島／約45km
2021年9月26日（日）／石巻～神割崎／約60km
2021年10月3日（日）／神割崎～気仙沼／約55km
※バーチャルライドの参加は無料。別途「ルービー」のサービス利用料金（月額12ドル）が発生する。初回のみ2週間の無料トライアル期間がある。