パナレーサーニセコグラベル2022を走ったグラベルライダー達を大紹介!

2022年9月3日(土)〜4日(日)に開催された「パナレーサーニセコグラベル2022」では、参加者の安全確保の理由などから、できる限り3人以上のチーム編成での出走が推奨された。ここでは前日に開催されたフェスティバルおよびライド当日の参加者たちのスナップを紹介していこう。

 

TEAM NAME #SGCC
COURSE EXTRA LONG

#SGCC

シマノグラベルサイクリングチームとして神楽坂つむりさんとけんたさんが出走し、キャノンデールの山本和弘さんやサイスポチームと共にエクストラロングを走り切った。それぞれがこだわりのセッティングを基に組み上げており、つむりさんは「とにかく汎用性の高さを重視し、タイヤはパナレーサー・グラベルキングSK 700×43C、ホイールはシマノ・GRXカーボン(RX-870)です。脚まわりについては最新の規格が間違いなく優れていますね」。けんたさんも「タイヤがパナレーサーのグラベルランナー700×38C以外はつむりさんと同様のセッティングです。タイヤサイドがヨレず、しっかり張りのある走りができます。ホイールとタイヤがきれいに見えるバランスで気に入っています」。

 

TEAM NAME MAGNET&MAGNET激烈メカ
COURSE EXTRA LONG

MAGNET&MAGNET激烈メカ

神奈川県川崎市のショップであり、デンマーク発のサイクリングアパレルブランド「Pas Normal Studios」を扱うMAGNET。チーム員のまっぺさんは、東京のハンドメイドフレーム「エクイリブリウム」のチタンフレーム×エンヴィカーボンチューブを組み合わせたブルタリストを駆る。「初めてのニセコは、グラベルの路面状況がすごくちょうどいい。MTBでは簡単過ぎるようなラインを、グラベルバイクで頭を使いながら走るのが面白いですね」。

 

TEAM NAME 乗る練習
COURSE EXTRA LONG

乗る練習

カルチャーの文脈からサイクリングを盛り上げるサイクリングカルト「乗る練習」。ライドイベント当日にはキャニオンのInstagramジャックで世界150万人へ向けた発信や、大会“非”公式アフターパーティ開催など彼らのスタイルからイベントを盛り上げた。

 

TEAM NAME Panaracer
COURSE EXTRA LONG

Panaracer

世界中のグラベルサイクリストが履く「グラベルキング」を送り出すのが、本大会タイトルスポンサーとなったパナレーサー。スタッフたちもそろって出走しつつ、ライド中の足まわりのトラブルをアシストするなどサポート的な役割も担った。三上勇輝さんは「脚まわりはフロントにグラベルキングSKの700×43C、リヤにSSの700×43Cを履き、チューブレスで前後1.5barで走りました。前後タイヤに違う役割を持たせるのもオススメです」。

 

TEAM NAME rin
COURSE EXTRA LONG

rin

輪の篠さんは新調したスペシャライズドのクラックスで参加した。「カラーも乗れば乗るほど味わいが出る『するめカラー』として気に入っています」。軽量グラベルバイクで上りも下りも快走だ。

 

TEAM NAME 三船雅彦さん
COURSE EXTRA LONG

三船雅彦さん

ダボスのクロモリツアラーにカンパニョーロのエカル13速を導入しグラベルを乗り込む三船さん。「自然を感じながらマップ上で行き止まりになっているその先まで走り、そこでコーヒーを入れて飲むなんて最高ですよ」。

 

TEAM NAME 小坂光さん
COURSE EXTRA LONG

小坂光さん

宇都宮ブリッツェンの小坂選手はメリダ・スクルトゥーラEにパナレーサーのグラベルキングSK700×38Cで出走。「普段からアベタカ選手たちとトレーニングの息抜きとしてグラベルを走っています。今日みたいに時間を気にすることなく、純粋に走りを楽しむことができていますね」。

 

TEAM NAME 衣本始司さん
COURSE EXTRA LONG

衣本始司さん

オープン10周年を迎えたラファ大阪のmotogさんは、エクストラロングコースで3番手としてフィニッシュ。ニセコグラベルでは今回タイム計測やGPSトラッキングは行っていないが、この路面状況だからこそ高速域で駆け抜ける楽しみもあるというものだ。

 

TEAM NAME Cannondale Gravel Team
COURSE ALL

Cannondale Gravel Team

各コースを走るキャノンデールオーナーが一堂に会し記念撮影! ライド前日のフェスティバルではカズさんのアテンドのもと、メイン会場そばの「ニセコ蒸留所」までライドツアーを行い、ウイスキー蔵などの施設見学体験といった特別イベントも開催した。

 

TEAM NAME ロードバイク夫婦
COURSE LONG

ロードバイク夫婦

「ラファプレステージの動画を見て、グラベルを走りたくなって」という理由でそろってグラベルバイクを購入し、ロングコース(90km)を走り切った生粋のサイクリスト夫婦。カフェドシクリスタのグラベルシャツでのペアルックは「普段はできないから、こういう時にこそ!」

 

TEAM NAME Specialized Japan
COURSE EXTRA LONG

Specialized Japan

大会協賛ブランドの一つであるスペシャライズドは、同社のeグラベルバイク「ターボクレオSL」のリヤキャリヤにパニアマウントを取り付け、そこにあらゆる工具(エンド修正工具まで!)を積載してサポートバイクを兼ねつつ、エクストラロングコースを走り切った。

 

TEAM NAME
COURSE MIDDLE

京都の自転車仲間

今回最も参加者数が多かったミドルコース(65km)。「京都の自転車仲間同士でミドルコースをライド中、『オールシティ』ブランドつながりで仲良くなり、一緒に走ってより輪が広がりました!」

 

TEAM NAME 昆布温泉砂利道倶楽部
COURSE EXTRA LONG

昆布温泉砂利道倶楽部

地元ニセコの温泉街、昆布温泉の仲間であり、普段はMTBやウィンタースポーツを楽しむ皆さん。「このニセコグラベルを走るためにグラベルバイクを手に入れました。110kmは想像以上に過酷、だけど達成感がすごいです」。

 

TEAM NAME OMUCC
COURSE LONG

OMUCC

大阪の大学サイクリング部の現役生たちは、1週間にわたる北海道のツーリング合宿を終えたその足でロングコース(90km)に参加。「コロナ禍の中で入学してから思うような活動ができませんでしたが、3回生になり初めての”ツアー合宿”を北海道で開催しました。そしてこうしてオープンにライドイベントへの参加もできうれしいです!」。

 

TEAM NAME グラベル第三帝国 (#グラベル女子)
COURSE EXTRA LONG

グラベル第三帝国 (#グラベル女子)

関西発グラベル探索集団が北海道上陸。ライド途中1人が蜂に刺されてリタイヤという急展開となったものの、残るメンバーでグラベルを楽しみながら完走した。

 

シマノ・GRXの限定シルバーエディション

GRXシルバーエディションのクランク GRXシルバーエディションのリヤディレーラー GRXシルバーエディション

グラベルロード専用グループセットであるシマノ・GRXは精悍なオールブラックが特徴だが、2022年にはオーダーフレームを扱うビルダーやショップに向けた限定版として、シルバーカラーがリリースされた。細部まで磨き上げられた輝きは、バイクの雰囲気をより高める。今回はフェスティバル会場にて、大阪・堺のハンドメイドビルダー「ソウカワガレージ」による「コーナー」ブランドで組み上げた一台を展示。グラベルフリークたちの注目を集めた。

 

パナレーサーニセコグラベル2022 神楽坂つむりさんによる実走レポート
パナレーサーニセコグラベル主催者インタビュー