MTBの祭典「第31回シマノバイカーズフェスティバル」7/29、30開催
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MTBの祭典「第31回シマノバイカーズフェスティバル」が、2023年7月29日(土)、30日(日)の2日間にわたって、長野県諏訪郡富士見町にある富士見パノラマリゾートをメイン会場に開催される。標高1000m以上の“天空の世界”を舞台に、大自然の中で体験する自転車の魅力や楽しさを味わおう。参加申し込みの期間は5月12日(金)までだ。
1991年に始まったシマノバイカーズフェスティバルは、現在では、クロスカントリー(XC)、ダウンヒル(DH)などのレースからツーリングやロゲイニングなど様々なスポーツバイクの楽しみを提供している。
第31回となる今大会では、「Trail Ride+(トレイルライドプラス)」という、レースでもツーリングでもない純粋にMTBの本質を追求した新種目や、「乗る・観る・発見する」の3つの体験の中心となるバイカーズビレッジ、また自転車×クルマ×アウトドアのライフスタイルを広げる「6Wheel&Campingゾーン」を新設し、オフロードバイクの魅力を存分に楽しめる内容となっている。
その他試乗コース、出展社PRブース、マルシェ、そしてウェルカムパーティーと、参加者だけでなく一緒に来た人も楽しめるコンテンツを用意。自転車に乗ることだけでなく、アウトドアで自転車を楽しむ提案が詰め込まれたイベントだ。
レースでもツーリングでもない新種目「トレイルライドプラス」
MTBを始めたばかりの人も、レースにどっぷりはまって切磋琢磨している人も、MTBの本来の楽しさを(再)発見できるトレイルライドコースを会場内に新設。何度も繰り返し走行できる下り基調のアップダウントレイルでは、単にライドするだけでなく、タイム計測や、シマノがサポートするプロライダーからのアドバイスや、締めのメガトレインなど、MTBが持つ自由で自分らしい楽しさを追求できる体験を提供する。一日の最後にはもっとMTBが好きになっているはず。
レース系種目
ドロップハンドルクラスは新たに「GX(グラベルクロス)」カテゴリーへ
2022年に初めて行い、ルマン式スタートなども採用して好評だったドロップハンドルクラス。2023年はその名称を変更して「GX(グラベルクロス)」とし、コースも新たに設定される。グラベルバイクやシクロクロスなどで展開するスピーディーなレースを楽しもう。
レースの種目名でレベルを分かりやすく「Race/Light」
XC、GX、DHのレース種目は、参加者のマインドに合わせた2種類のカテゴリー用意。“レースは初めてなので、楽しく走りたい”、“難易度の高いコースよりも、最後まで走り切れるコースが良い”などといった人には「Light」カテゴリー。反対に、「Race」カテゴリーは、“レースでもっと上位を狙いたい”、“難易度の高いコースに挑戦したい”という人のためのものだ。それぞれ種目名の末尾に「Light」または「Race」と記載される。
次のレースへのステップアップ「伴走クリニック」
“あそこさえ上手くできていれば……”、“もう少しターンがスムーズにいけば”、“上りがうまくこなせたら”など、レース後によくある心残りを払拭し、次のレースに向けてのステップアップを目指すために、シマノがサポートするプロライダーから学べる「伴走クリニック」が、バイカーズオリジナル企画としてXCKids、XC Light、GX Light、DH Raceに参加した人を対象に実施される。土曜日のレースに参加し、日曜日は前日に上手くいかなかった、もっとうまくできたかもしれないポイントを、プロライダーと一緒にコースを走って学べる。日曜日のレースに参加する人も受講できる。
ツーリング系種目
南八ヶ岳の大自然を駆け抜けるグラベルライドをツーリングに新設
2022年に募集定員がすぐに埋まったグラベルガイドツアーに加えて、2023年は新たにライドツーリングとして「南八ヶ岳グラベルライド1000」を新設。富士見、小淵沢、八ヶ岳に広がる至高のグラベルフィールドを堪能しよう。
八ヶ岳のロングライドをシマノレーシングと共に
例年、多くの参加者が集まるオンロードロングツーリング。2023年はシマノレーシングの選手がスタッフとして参加する。ロードバイクの乗り方、ライディングポジションなどを、ライド中のエイドステーションなどで選手に直接聞くこともできる数少ない機会だ。「南八ヶ岳オンロードライド」にシマノレーシングの選手が同行する。
eバイク、eMTBのツーリングメニューが増加
こちらも2022年、募集開始後すぐに定員に達したレンタル付きのeバイク、eMTBのツーリング。“短い距離の試乗だけでなく、実際のフィールドを走って性能を確かめたい”と思っている人も増えているという。2023年はもっと多くの人がeバイク、eMTBの楽しさを体験できるように実施回数を増やす。
シマノスクエアプロデュース、「Ride&Fish」がバイカーズに登場
大阪・梅田にあるシマノ直営の文化発信拠点「シマノスクエア」が提案するサイクリングと釣りを楽しむスタイル「Ride&Fish」がバイカーズのツーリングに初登場。八ヶ岳の眺望と大自然の中でサイクリング&ニジマス釣りという楽しみ方をシマノスクエアの店長、副店長が案内する。
レース、ツーリングにもっと親子で参加しやすく
15歳以下が参加する保護者同伴のメニューでは、子供と保護者それぞれでこれまでは申込みが必要だったが、2023年は子供の申込みのみで保護者の参加費は無料になる(保護者の登録は必要)。
自転車だけじゃない! アウトドアの楽しみが詰まった会場内イベント
すべての体験はここから。「バイカーズビレッジ」
「乗る・観る・発見する」というすべての体験がここから始まり、自転車の楽しさが詰まったエリアをセンターゲレンデに新設。目の前のゲレンデに設置された試乗コースで最新のバイクが試せるブース、レースや会場内のイベントを観覧できる大型LEDビジョンなどを用意。
さらに、バイカーズビレッジで開催される夜のウェルカムパーティーでは、ゲレンデ特設コースにおいてレジェンドライダー、プロライダーによるデュアルスラロームエキシビジョンを開催。ビールを片手に、観て楽しむMTBの醍醐味を味わおう。
アウトドアと自転車、クルマのあるライフスタイルを提案する 「6Wheel&Camping ゾーン」
クルマに自転車を積んで移動し、アウトドアフィールドで自転車を楽しむライフスタイル「6Wheel Life」。さらに、バイクキャンプや車中泊など様々なアウトドアアクティビティに興味のある人に向けて、自転車×クルマ×キャンプの組み合わせをその目で観て体験できる「6Wheel&Campingゾーン」を、アウトドアの世界を体感できるイベント“GOOD OPEN AIRS(グッドオープンエアズ)”を開催するGOOD OPEN AIRS myX(グッドオープンエアズマイクス)のプロデュースで展開する。また、子供も楽しめるワークショップも実施。ルーフトップテントやキャリヤなど、アウトドア仕様にカスタマイズされたクルマと自転車、そしてキャンプの組み合わせを楽しもう。
安全なレースを支える取り組み
熱中症対策
大会プログラムや公式ウェブサイトには、熱中症の危険があることの告知と具体的な対応策を大きく表記。また、会場では大型ミスト扇風機を設置するなどの暑さ対策を行う。MCによる熱中症対策への呼びかけなども行い、様々な手法で会場にいる人たちに注意喚起する。
整備された自転車でのレース参加の啓発
イベントで使用する自転車に整備の不備があると、自分だけでなく他の参加者へ大きな影響を与えることがある。近くの専門店で事前の点検、整備を必ず行おう。万が一、大会当日に会場で自転車に不具合が起こった場合に備えて、レースメカニックとしての経験が豊富なシマノスタッフによるメカニックサポートも用意されている。
第31回シマノバイカーズフェスティバル開催概要
開催日:2023年7月29日(土)、30日(日)
会場:富士見パノラマリゾート(〒399-0211 長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703番地)
募集期間:2023年5月12日(金)23:59まで募集期間が延長されました
申込方法:スポーツエントリーの専用サイトより
主催:シマノ
共催:富士見パノラマリゾート