ロードレースの祭典「第38回シマノ鈴鹿ロード」8/19、20開催
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ロードレースの祭典「第38回シマノ鈴鹿ロード」が、2023年8月19日(土)、20日(日)の2日間にわたって、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット国際レーシングコースを舞台に開催される。前回大会より約2か月早く参加者の募集が既に始まっており、締め切りは5月12日(金)となる。なお、5ステージ・スズカの締め切りは4月21日(金)だ。
シマノ鈴鹿ロードは、F1や鈴鹿8耐などが開催されるモータースポーツの聖地、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット国際レーシングコースを舞台に、初心者から国内外のトップレーサーまで、また子供から大人まで幅広く参加できる自転車ロードレースイベントだ。ロードレース、TT、個人TT、ステージレー スなどの競技志向の高いレース種目から、1時間サイクルマラソンや2時間エンデュランスなど、鈴鹿サーキットというレーシングコースを走ること自体を楽しむ種目まで、参加者の好みや経験に合わせて幅広いメニューが体験できる。さらに、レースだけでなく、出展社PRブースや試乗コーナーなどもあり、来場した人も一緒に楽しめる。
若い選手が力をつける場をさらに拡大
これまで日本自転車競技連盟(JCF)登録のユース(U15)選手に対して、ユースの大会では得にくい高い強度のレース環境を提供するために、大人が参加する一部種目への出走が認められていた。そして、これらの種目において、ユース選手がトップ10に入るなど活躍が見られた。2023年は参加資格を見なおし、5周の部とチームTTは中学生から、エリートは15歳(2023年中に達する年齢。中学生は大会当日の学年)からチャレンジできるように若い選手が参加できる種目が拡大される。
5ステージ・スズカ個人総合時間ジュニア賞のリーダージャージを設定
ステージレースでは各賞において、その時点の総合1位が分かるように対象の選手はリーダージャージを着用する。
2023年より個人総合時間順位の中で一番順位の高い18歳以下の選手に与えられる個人総合時間ジュニア賞にリーダージャージを用意。次世代の選手たちにも、国内では数少ないステージレースでリーダージャージを目指すという体験の場を提供する。
シマノ鈴鹿ロードレースクラシックは2023年もJCF公認レースとして開催
2023年もインターネットライブ中継を実施
2022年大会当日の視聴回数が約4万6000回だったインターネットライブ中継を、2023年も2日とも実施する。白熱したレースを展開する選手の映像を場所を問わず見ることができる。
会場内イベント
来場した全ての人が楽しめる、出展社PRブース、試乗コーナー、レース初心者講習会、知っ得講座、ウィーラースクールなどのイベントも実施する予定。
バーチャルシマノ鈴鹿ロードクラブ
バーチャルスポーツアプリROUVY(ルービー)の空間上に再現されたバーチャルの鈴鹿サーキットを走って、シマノレーシング野寺監督や選手と一緒にシマノ鈴鹿ロードを走るための要所を体験し、 シマノレーシングのリアルな練習方法をオンラインから学べるバーチャルクラブ。
本番までに合計3回実施する予定で、レース走行のためのレクチャーだけでなく、選手が普段行っている食事での栄養の考え方や、 体のケアの方法など“ここでしか知れない”役に立つ知識を得られる絶好の機会だ。
8月19日(土)のシマノ鈴鹿ロード大会当日には、このバーチャルシマノ鈴鹿ロードクラブの集大成の場としてバーチャルシマノ鈴鹿ロードの本番レースを実施予定。レクチャーを通して万全に準備を整え、世界中の人たちとバーチャルレースを楽しもう。
安全なレースを支える取り組み
熱中症対策
大会プログラムや公式ウェブサイトには熱中症の危険があることの告知と、具体的な対応策を大きく表記。
また、会場では、大型ミスト扇風機やゴール後のテント式シャワー装置の設置などの暑さ対策を行う。MCによる熱中症対策への呼びかけなども行い、様々な手法で会場の人たちに注意喚起する。
ロードレース初心者への取り組み
シマノ鈴鹿ロードをロードレースデビューの場として使う人が多い。その人たちに初めてのロードレースを安全に楽しんでもらうために、競技の基本的なルールやコース内で転倒の多い箇所とその攻略法など、役立つ知識や情報をまとめた動画集「ROAD TO ロードレース」の提供や、大会会場で受講できる「レース初心者講習会」を引き続き実施する。都合に合わせて、動画または会場でレース前の予習として活用しよう。
整備された自転車でのレース参加の啓発
レースで使用する自転車に整備の不備があると、自分だけでなく他の参加者へ大きな影響を与えることがある。近くの専門店にて事前の点検、整備を必ず行おう。
万が一、大会当日に会場で自転車に不具合が起こった場合に備えて、レースメカニックとしての経験が豊富なシマノスタッフによるテクニカルサポートも用意されている。
救急医療体制
鈴鹿サーキットの救護体制は、重症度が高いモータースポーツの事故に対応できる 。2023年も救護室では医師/看護師が対応にあたる予定。また、必要に応じて地域の中核病院との連携、三重大学医学部附属病院へのドクターヘリの出動要請などを実施できる体制を構築し大会が運営される。
第38回シマノ鈴鹿ロード開催概要
開催日:2023年 8月19日(土)・20日(日)
会場:鈴鹿サーキット国際レーシングコース(〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町7992)
募集期間:2023年5月12日(金)23:59まで(5ステージ・スズカは4月21日(金)23:59まで)
申込方法:スポーツエントリーの専用サイトより
主催:シマノ
競技主管:大阪府自転車競技連盟
協力:ホンダモビリティランド 鈴鹿サーキット