東伊豆のジオサイトをメリダのeバイクで巡るツアー 6/11開催
静岡県伊豆の国市にあるメリダの展示・レンタル施設「MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)」では、「MERIDA CYCLING ACADEMY (メリダ・サイクリング・アカデミー)」 の一環として、2023年1月から「伊豆半島の魅力を堪能できる12のサイクリングツアー」を開催している。
このガイドツアーは、2023 年1月〜12月まで毎月1回、メリダ・エックス・ベースのスタッフが伊豆半島の数ある観光スポットから厳選したオススメコースをeバイクで巡るもの。毎月違うテーマ、コースで開催されるが、全てのツアーで走行距離45km以下になっているなど、スポーツバイク初心者でも楽しめる。
6月は、「ジオサイト巡りサイクリングツアー!〜東伊豆のオーシャンビューを望んで〜」が11日(日)に行われる。
伊豆半島に多く点在するジオサイト(※)をeバイクで巡る。今回は、火山活動が作り上げた東伊豆の城ヶ崎海岸を巡りながら、伊東市のシンボル大室山を目指し、大地の素晴らしさを体感しながらサイクリングする。
3月開催のツアーと同様の内容だが、好評だったため再度の募集となった。
※ジオサイトとは?
地球科学的意義のあるサイトや景観が保護、教育、持続可能な開発のすべてを含んだ総合的な考え方によって管理され、1つにまとまったエリアを「ジオパーク」、ジオパークの大地の成り立ちがわかる見どころを「ジオサイト」と呼ぶ。当日は集合場所である「ジオテラス伊東」で伊豆半島ジオパークを学び、出発する。
見どころ
①いがいが根
約4000年前に噴火した大室山から大量の溶岩が海に流れ込み、海の一部を埋め立ててできた複雑な溶岩地形である城ヶ崎海岸の一部。イガイガしたトゲのようなものが溶岩の表面を覆っていて、これは冷え固まった殻が後から流れてくる溶岩に押されてバラバラに砕かれてできたものだ。青い空と海、伊豆七島がきれいに見える抜群のロケーションも見どころ。
②門脇崎と門脇つり橋
約4000年前に噴火した大室山から大量の溶岩が相模灘に流れ込み海の一部を埋め立ててできた、複雑な溶岩地形である城ヶ崎海岸の一部。大室山の溶岩が作るダイナミックな城ケ崎の地形を間近で感じられる。海岸線にかかる「門脇つり橋」は人気のフォトスポットとなっており、橋の上からは、溶岩が冷えて収縮する際にできる柱のような形をした「柱状節理」を見ることができる。
③天然記念物の大室山
約4000年前の噴火によってできた直径250〜300mほどのすり鉢状の噴火口を持つ火山。伊豆東部火山群の中でも最大のスコリア(軽石と同じく火山噴出物の一種。ケイ素が少ないので黒色をしている)丘で古くから行われている伝統行事「山焼き」によって、椀を伏せたような地形が保たれている。スコリア丘では全国初となる国指定天然記念物に指定されており、山体の保護のため現在は徒歩での登山は禁止されている。
④昼食は新メニューとなるボリューム満点のネギトロわさび丼
昼食は、城ヶ崎海岸内にある茅葺屋根が目印の「ぼら納屋」へ。1626年に建築された、ぼら漁をするために村人が船や網の手入れをしながら住み込んだ漁師小屋だ。ここで獲られたぼらは江戸城にも送られ、徳川家光公の食膳に供されたと伝えられている。この古事を後世に残したいと地元の人の熱意により、食事処として復元された。
駿河湾産の釜揚げシラス・ネギトロ・西伊豆産のおかか・のりをたっぷりのせ、さらに中伊豆産の本わさびをのせたネギトロわさび丼をいただく。
ジオサイト巡りサイクリングツアー! 〜東伊豆のオーシャンビューを望んで〜
日時:2023年6月11日(日) 10:30〜15:30(10:00〜受付開始)
参加費:1万1000円(自転車レンタル費・自転車補償費・昼食代・ガイド費込み)
定員:10人(最少催行人数3人)
集合場所:伊豆半島ジオパーク伊東ビジターセンター ジオテラス伊東 伊豆高原駅構内
アクセス:電車の場合 7時57分東京駅発(新幹線)→熱海駅乗り換え→9時47分伊豆高原駅着
コース:伊豆高原駅出発→いがいが根→門脇つり橋→ぼら納屋(昼食)→大室山→伊豆高原駅解散(全行程約21km)
申込み:メリダ公式オンラインショップまたはじゃらんネットから