日本各地の1周コースを走るキャンペーン「サイクルボール」 シーズン4が8/1から開催

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サイクリングアプリ「ツール・ド」を使って日本各地の1周コースを走る期間限定キャンペーン「サイクルボール Season IV-グランボール制覇の旅-」が、2023年8月1日(火)から2024年1月31日(水)までの期間で開催される。4年連続の実施となるサイクルボールの4シーズン目は、グランボール(全コース制覇)に向けた先行準備期間=「プレシーズン」が7月31日(月)まで行われているが、そのプレシーズンよりも舞台が増え、日本各地の1周コースの中で特に代表的なものに、キャンペーン初となるコースも加わった全10ステージだ。キャンペーン参加費は無料で、キャンペーン期間中に各ステージの1周を達成することで「サイクルボール」が贈呈される。期間終了までに10ステージ全てのサイクルボールを集めると、達成者は「願い」を1つだけかなえることができる(賞品を獲得できる)。

 

サイクルボールシーズン4記者発表

 

サイクルボールという名前は、サイクリストが大好きな○○1周をすると、その記念に、1周の形になぞらえた球をもらえることからきている。イベントは、このサイクルボールがさまざまな一周コースを有する地域に散らばっているという設定で、全国を旅して指定の期間内にサイクルボールを集めるものだ。

サイクリングアプリのツール・ドに1周コースが登録されており、アプリを使って完走を証明すると、データと紙でサイクルボールカードをもらえる。このカードを沢山集めたり組み合わせると賞品が獲得できる=自転車の女神が願いを叶えてくれるというのが基本的な楽しみ方となる。

他にも様々な楽しみ方があり、各ステージをゴールした人にはもれなく女神からの祝福のメッセージが送られたり、コース上の優待店舗に立ち寄って食事や買い物をするときに割引を受けられる。

一人で走っていると辛くなってくることもあるので、ワンデイ型イベントとして、大人数で特定の日に特定のステージを走るイベントも不定期開催される。さらに、時期によって宿泊費の補助が行われるなどのキャンペーンも実施している。シーズン4では、オープニングキャンペーンが8月1日から8月20日までの期間で行われる。

 

サイクルボールシーズン4オープニングキャンペーンの説明

 

シーズン4は全10ステージ

シーズン4のプレシーズンは7月31日で終了。本シーズンはそこから新たに2つの地域を加えた全10ステージで開催される。

 

サイクルボールが行われる地域のご当地キャラ

コロナ禍の2020年に始まったサイクルボールだが、都内で行われたシーズン4の記者発表では初めて各地域が集まり、ご当地キャラクターも参加した

 

かすいち

茨城県の霞ヶ浦のうち最も大きい西浦を1週する合計約120kmのコース。プレシーズンとはコースが逆回りのため、既に走った人でももう一度楽しめる。ナショナルサイクルルートにも選ばれた環境を体感できる。120kmは長いという人のために約60kmのショートコースも用意されている。
サイクルボール公式ウェブサイトのコース情報

つくいち

茨城県かすみがうら市のもう1つのコースは、ヒルクライムスポット筑波山をぐるっと1周するもの。終盤に筑波山を上る走りごたえがあるの約110kmのコースだ。サイクルボールでは完走すると女神がサイクリストの願いを叶えてくれるが、シーズン4はではその願いに各地域の特産品がラインナップしている。かすみがうら市の願いは「炭火焼き国産うなぎ蒲焼」だ。
サイクルボール公式ウェブサイトのコース情報

サドイチ

新潟県の佐渡島を1周する。メイン、ミドル、ショートの合計3つのコースを予定している。メイン、ミドルでは離島ならではの変化に富んだ海岸線と内陸部の里山風景を楽しむことができる。ショートでは島の中腹にある加茂湖を1周し、能の文化や特別天然記念物のトキとの触れ合いを体感することができる。サドイチの願いは「地酒セット」だ。
サイクルボール公式ウェブサイトのコース情報

富士いち

静岡県御殿場市、裾野市、小山町を1周する富士いち。シーズン4の富士いちは発着拠点が3箇所になっており、御殿場市、裾野市、小山町の好きな地域から走ることができる。方向によって違った一面が見られる富士山を堪能できるコースだ。3拠点がある富士いちの願いは、「御ブランドのハムセット」「あしたか山麓裾野そば」「水掛け菜漬」の3つ。
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伊豆いち

静岡県の伊豆半島を1周する伊豆いちは、昨シーズンからは距離が短くなっているが、サイクルボールでは最高難度のコース。一方で、景勝地やグルメも多いので、余裕を持った1泊2日の行程がお勧め。伊豆いちの願いは「活き伊勢海老」だ。
サイクルボール公式ウェブサイトのコース情報

かのいち

こちらも伊豆のステージで、伊豆半島を流れる狩野川を巡る。昨シーズンからもプレシーズンからもコースが一新されている。海鮮や地元の名物を満喫できる沼津港だけでなく、修善寺温泉のエリアや富士山の眺望が楽しめるだるま山高原展望台と、食以外にも注目が多いコース。かのいちの願いは、「沼津加工定番ひもの詰め合わせ」「AMAGIFT(アマギフト)詰め合わせ」「BonBonBERRY(ボンボンベリー)詰め合わせ」。
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するいち

静岡県の駿河湾をぐるっと1周するコース。最大の特徴は、駿河湾フェリーに乗船する区間があること。晴れていれば富士山を眺めつつ海路も楽しめる。
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おおいち

東京都の伊豆大島を1周するおおいち。豊かな自然と美しい景観、そしてユニークなスポット、快適な走行環境がそろっている。約60kmのメインコース、島の外周を走る約45kmのショートコースが用意されている。おおいちの願いは「大型客船1等の往復乗船券」だ。伊豆大島のリピートができる。
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あききたいち

サイクルボール初参入となる、秋田県の県北地域をまわるあききたいち。平坦区間だけではなく山岳区間もあり、1周で街並みを感じたり大自然を感じたりできる。ハチ公生誕100周年に、ハチ公生誕の地である大館市をじっくりと巡る。約155kmのコースと約25kmのコースの2つの展開。あききたいちの願いは「曲げわっぱ小判弁当箱」のペアセットだ。
サイクルボール公式ウェブサイトのコース情報

 

大館市の担当者とはちくん

あききたいちを紹介する秋田県大館市の担当者と観光キャラクターのはちくん。秋田県は記録的な大雨による被害が出たが、大館市、北秋田市、鹿角市を通る今回のコースは予定通り走行できるという

 

ビワイチ

滋賀県にある日本最大の湖、琵琶湖を1周するビワイチ。比較的平坦なコースで走りやすく、爽快感と達成感は随一。今回は約195kmの、大津港を発着するリアルビワイチコースと、琵琶湖の南の湖を1周する約50kmのショートコースが用意されている。ビワイチの願いは「滋賀県の特産品盛り合わせセット」だ。
サイクルボール公式ウェブサイトのコース情報

 

過去3シーズンの全29ステージを制覇した3人

記者発表には、過去3シーズンの全29ステージを制覇した10人のうち3人が出席し、全制覇を讃えるオリジナルジャージが贈られた。中には、プレシーズンの全8ステージを既に終えている人も

 

願い(賞品)の一部を紹介

全てのステージを達成したグランボール達成者は、上述の各地域の願いを叶えられるほかにも、サイクルボールに協賛する企業からの賞品もある。

スポーツサイクル店のきゅうべえからは、オンラインショップで使える1万円分クーポン券、BIKOT(ビコット)の和柄サイクリングジャージ、バックパック。リンクスからは、Sigr(シーガー)オンラインストアで使えるクーポン1万5000円分。シュアラスターからは、チェーンケミカル&チェーンルブとゼロフィニッシュ&マイクロファイバークロスだ。

他にも、ウィンゾーンプロテイン1年セット、パナレーサーのレーシングタイヤなどが用意される。詳しくはサイクルボール公式ウェブサイトを確認しよう。

 

リンクスの小林俊介社長

シーガーのサイクルウェアについて説明するリンクスの小林俊介社長

 

サイクルボール公認アンバサダー

グランボール制覇に向けたチャレンジをSNSや動画を通じて発信するアンバサダーとして、約100人の中からISSEYさんYumi yummy channnelさんもえぞーさんの3人が選ばれた。

 

Yumi yummy channnelさん、ISSEYさん、もえぞーさん

公認アンバサダーの証であるオリジナルベストを着た、左からYumi yummy channnelさん、ISSEYさん、もえぞーさん

 

特に走りたいところや意気込みを3人に聞くと、
「日本でまだ行ったことのない秋田県、あききたいちに行きたい。目標としては10コース全制覇、グランボール制覇します」(もえぞーさん)
「おおいちに行ってみたい。各地の魅力、サイクリングの魅力、辛さとかも含めて皆さんにSNSとかユーチューブでお伝えできたらいいかなと思います。要は美味しいもの食べたいです」(Yumi yummy channnelさん)
「近いのにいけてない伊豆いちをやってみたい。サイクリストは走る場所が似通ったところが多くなってくると思うので、このサイクルボールをいい機会と捉えて、こんなところにこんなコースもあるよというのを十分に伝えられればと思います」(ISSEYさん)
とそれぞれコメントした。
また、3人でどこか1か所同じ場所を走りたいと話し合っていた。

 

サイクルボール SeasonⅣ-グランボール制覇の旅-概要

参加費:無料
プレシーズン:2023年7月31日(月)まで
本シーズン:2023年8月1日(火)~2024年1月31日(水)
主催:ツール・ド・ニッポン
共催:茨城県かすみがうら市、美しい伊豆創造センター、狩野川周辺サイクル事業推進協議会、TOKYO2020開催市町レガシー推進協議会(小山町、御殿場市、裾野市)、東京都大島町、スポーツコミッション大館
協力:新潟県佐渡市
事務局:ツール・ド・ニッポン事務局

参加方法

【1】LINE@からエントリー
【2】LINE上で参加方法を確認
【3】アプリを使用して1周を走破
【4】各ステージの窓口で「サイクルボールカード」を獲得
【5】グランボールを目指す
【6】女神に願いをかなえてもらう

サイクリング専用アプリ「ツール・ド」とは

サイクリング専用アプリ「ツール・ド」は、全国のおすすめサイクリングコースが検索でき、選んだコースマップをスマホで確認しながらサイクリングを楽しめる、サイクリング観光に特化したアプリ。途中の「ご当地スポット」へのチェックイン機能、オリジナルフォトフレームでの記念写真機能、ゴール後の完走特典表示機能、音声配信機能などを備えている。

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