アブスからエアロな新作ヘルメット「ゲームチェンジャー2.0」「パワードーム」登場
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アブスから、エアロコンセプトの新作ヘルメット「ゲームチェンジャー2.0」「パワードーム」が登場した。ゲームチェンジャー2.0は、速さを追求し、エアロ性能とベンチレーションを高めたモデル。パワードームは、ゲームチェンジャー2.0の特徴を引き継ぎつつ価格を抑えたモデルだ。
ゲームチェンジャー2.0
「ゲームチェンジャー1.0」からアップデートし、ツール・ド・フランス2023から実戦投入された。アブスのヘルメットはアルペシン・ドゥクーニンクやモビスターチームが使用している。
前面に横長の通気口が新たに設けられたことなどにより、1.0に比べて空気の流入量が32%多くなっている。前面から沢山の空気を取り入れ、上部の通気口からその空気を加速し、後部の絞られた放出口から排出される。気圧を変えながら、冷やしながら空気が送り出される。
また、新たに採用された上部のグリッドのプレートは、低速時には前から空気を取り入れるが、高速、スプリントポジションになったときには逆に空気の流入を遮断し、ヘルメットの表面から空気を後方に流す。色々なポジション、速度域、角度に対応するようなヘルメットだ。
GAMECHANGER 2.0
価格:4万3780円
サイズ:M(54〜58cm)、L(57〜61cm)
重量:265g(M)、275g(L)
パワードーム
ゲームチェンジャー2.0の約半額でありながら、2.0のようにエアロ性能を備えたモデル。上部に通気口が付いているなど基本構造は同じだが、前部の通気口が多く、空気を取り込れる量も多くなっている。2.0と同様のストラップ、調整機構も採用。デザインのコンセプトはフェラーリのエンジン(=パワー)と、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドームだ。
POWERDOME
価格:1万9800円
カラー:ベルベットブラック、フリップフロップパープル、シャイニーホワイト、ゴールドフィッシュオレンジ、チタン
サイズ:M(54〜58cm)、L(57〜61cm)
重量:230g(M)、250g(L)