OnebyESU初のアルミツーリングフレーム「JFF #901」発表
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OnebyESU(ワンバイエス)初のアルミツーリングフレーム「JFF #901」が発表された。
OnebyESUのアルミフレームとして実績あるCX(シクロクロス)レースモデル「#807」シリーズから派生したのが「#901」。軽快さや機敏性を持ちつつ、安定した持続走破性があり、多くのカーゴマウントを備えてユーティリティ性も高く、タイヤクリアランスも余裕のある設計となっている。
マウントとデュアルオフセット機能を備えたカーボンフォークを採用。タフで軽量なアルミチューブに肉厚変化や形状加工で柔軟性を持たせ、独自のロングライドジオメトリーを採用したオンオフ愉しめるツーリングモデル。
シクロクロスモデル譲りのアルミチューブが効果を発揮
CXモデルで磨かれた軽量でタフなトリプルバテッドをフルスペックし、レースシーンでも実証済みのチューブ加工による柔軟な路面追随性は快適なフィーリングをもたらす。CXでの実績をツアースペックに落とし込んだモデル。
軽量化とタフネスの両立
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トリプルバテッドチューブを無駄のない高度な溶接技術でまとめる
金属素材に柔軟性を持たせる
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扁平シートステーと複雑なチェーンステー加工が快適性と実用性を生み出す
ユーティリティ能力に優れた多数のマウント
ツーリングで運びたい多くの荷物をフレームやフォークに取り付けることでライダーの負担を軽減でき、余裕を生み出すことで愉しみの幅も広がる。700×38C(650×50B)以下ではフルフェンダーの装着も可能だが、リムやタイヤの種類によってクリアランスに違いがある。(※詳細は購入先自転車店にてご確認ください)
ボトルケージ台座とカーゴマウント
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設置位置を調整しやすいボトルケージ台座とトップチューブ上のマウント
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ダウンチューブ下とトップチューブ下側にもマウントを設置
キャリヤ・フェンダー用アイレット
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シートステーブリッジとサイドにもアイレットを設置
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シートステー下方とエンド自体にもアイレットを設定
タイヤの選択
最大タイヤの想定は700×42C。(※リムやタイヤの種類によってクリアランスに違いがありますのでご注意ください)
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SOMA カザデロタイヤ 700×42CタイヤをMサイズに装着した状態、シートステーとタイヤとの隙間は左右約12mm
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同じタイヤをMサイズに装着した状態、チェーンステーとタイヤとの隙間は左右約6mm
デュアルオフセットフロントフォークとのバランス
2種類のオフセットを設定できる「OBS-GBD1.5TH」カーボンフォークは、フレームサイズやタイヤサイズ、フロント荷物など使用環境に応じて、できるだけスムーズな操縦が可能なオフセットを選択することができる。
またレッグサイドのカーゴマウントや内側のフェンダー向けアイレットなど多様性も備え、カーボン積層内には振動減衰シートも挿入されている。
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エンドのアルミパーツの差し替えでオフセットを変換、カーゴマウントも装備
JFF #901 製品概要
フレームセット価格:16万8300円
(フレーム&OBS-GBD1.5TH)
フレーム価格:10万7800円
重量:
フレーム:約1290g(XSサイズ未塗装、装備付属品なし)
フォーク OBS-GBD1.5TH:約538g(コラム300mm スルーアクスルなし)
サイズ(SL):XS(400mm)・S(460mm)・M(510mm)・L(540mm)
カラー:
カラーオーダーモデル:2023年9月末から順次塗装開始予定
アノダイズドカラーモデル(サンドチタンブラウン・サンドディープレッド):2023年10月上旬頃から販売開始予定
装着例
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ワイヤー変速仕様時のセッティング。不要のワイヤー出入り口用に蓋が用意される。ダウンチューブ上方のアルミケーブルアジャスターは新作の専用設計。
※写真はSサイズ、OBS-GBD1.5THフォーク装着、カラー「サンドディープレッド」
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Di2有線仕様時のセッティング。
写真はLサイズ、OBS-GBD1.5THフォーク装着、カラー「PANTONE 639C G-3」