折りたたみ自転車「CARACLE-S」のドロップハンドルモデルが進化して復活

テック・ワンは、スズカエンデューロ優勝の最速小径車「CARACLE-S(カラクル・エス)」のドロップハンドルモデルを発売した。

世界最小・451ホイールのドロップバー自転車。折りたたみ手順も簡略化し、ハンドル分離が不要になった。

 

CARACLE-S ドロップハンドルモデル

 

「世界最小」の折りたたみ自転車『CARACLE-S』は、他社の16インチ車や14インチ車よりも小さくなり、無料航空輸送が可能な市販スーツケース(3辺合計158cm未満)に収まる唯一の実用自転車。

最小サイズが最大の特徴だが、卓越した「走行性能」を備えていることも大きな特徴。フラットバーでもよく走るが、ドロップハンドルバーを装着するとさらに走行性能が向上する。スタッフチームがズズカエンデューロでクラス優勝し、総合順位でも上位8.7%に入ってロードバイクの9割以上を置き去りにする走行性能を実証している。

その走行性能を知ってもらうため、2020年に限定発売した前作「スズカリミテッド」は購入者から高い評価を受け、再販要望も多数寄せられた。とは言え、折りたたみ操作がかなり複雑であり、そのまま量産化することはためらわれた。

新型コロナやウクライナ戦乱もあって改良に3年以上かかってしまったが、折りたたみ操作の簡略化と走行性能のさらなる向上を成し遂げたドロップバーモデル「CARACLE-S 451RS」を発売する。

ハンドルポストに装着したまま折りたたみできる「ハーフドロップバー」は、ブルホーンバーよりハンドルポジションが多く、ブルホーンバーの禁止された自転車イベントにも出場できる。また、持ち変えることなくブレーキと変速操作を行えるデュアルコントロールレバーを採用しながらも、カーボンファイバー製フロントフォークと軽量パーツを装着することで、車重を約9.8kgに抑えている。

前作同様に、ショートサイズキャリパーブレーキと20インチWO(ETRTO 451)ホイールを装着し、シマノ・ティアグラを装着した10速ロードバイク仕様。 取寄時にフロントチェーンリング歯数の差額交換が可能で、シートポストはポンプや非常用輪行袋(近日発売)などの収納が可能なCSシートポストAL3に進化している。

ドロップバーを装着して、車輪径が大きくなっても、専用スーツケースに窮屈ながらも収納可能(市販スーツケースへの収納は未確認)。ロードバイクに匹敵する走行性能の自転車を、海外に無料で容易に携行することができる。 ハンドルポジションを自分の体型に最適化したい人向けに、前作スズカリミテッドと同様に分離式の固定方法が可能なハンドルポスト上部(ステム)をオプション販売する。

CARACLE-S ドロップハンドルモデル
CARACLE-S ドロップハンドルモデル
CARACLE-S ドロップハンドルモデル
CARACLE-S ドロップハンドルモデル
CARACLE-S ドロップハンドルモデル

CARACLE-S ドロップハンドルモデル

<商品仕様>

・商 品 名 : CARACLE-S 451RS rev.4.2 (カラクル・エス ヨンゴイチアールエス リビジョンヨンテンニ)

・価格:24万9700円

・重量:約9.8kg(ペダルレス)

・折りたたみサイズ : 縦67×横50.5×幅33cm

・カラー:ガンメタリック/オレンジ/ココア

・最終組立地:日本

・発売予定 : 2023年11月上旬予定

●ドロップバー+451ホイール

●オリジナルカーボンフォーク

●シマノ・ティアグラ10S(ST/RD/CS/CN/BR)

●スーツケース収納可能 [航空料金不要サイズ]

※ 初回ロットはパーツ確保の都合上、少量の生産となります。欠品の可能性がありますので、早期入手を希望される方はお早めにご検討ください。