パールイズミ2023秋冬ウェア 選び方&おすすめコーディネート
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冬ライドを楽しむには何よりウェア選びが大切。そこで力強い味方となってくれるのが、ウェアのフィット感や気温に合わせて選びやすい製品群を展開するパールイズミだ。選び方とコーデを踏まえた最新コレクションを紹介しよう。
ライドタイプに合わせた3種類のフィット
今やロードバイクの楽しみ方は、レースからカフェライド、グラベルまで人それぞれ。パールイズミではそんな多様化するライドスタイルに合わせて、ウェアのシルエットに以下の3種類を用意している。
①『レースフィット』は体にしっかりフィットする細身の作りで、空気抵抗も少ないレース向けの製品。
②『ベーシックフィット』は、①よりもややゆとりを持たせた適度なフィット感ながら、風によるばたつきも抑えたパールイズミの基本となる1着。
③『シティライドフィット』は、通常のジャージよりもワンサイズゆとりを持たせ、オフバイクでも動きやすい仕様だ。
温度帯別で選べるカラータグシステム
快適な冬ライドには、気温に合わせた一着を選ぶことが大切。とはいえ、夏物よりもラインナップの多い冬用ウェアは、何を選べば良いのか分かりにくいのも事実だ。
でも『カラータグシステム』を導入するパールイズミなら大丈夫。0℃~15℃まで、5℃刻み4つの温度帯で製品が展開されており、色分けされたタグに合わせてコーディネートをそろえれば、快適ライドのスタイルができあがる。
もちろん人それぞれ寒さに対する耐性は異なるので、自分の体で冷えやすいと感じる部位だけ、温度帯の高いアイテムを取り入れてもいい。もちろんその逆もしかりだ。
【15℃帯】寒くなってきた時季におすすめコーディネート
コンフォート ウィンター ジャージ 1万4300円
ブライト メガ タイツ 1万6280円
ウォームフィット ドライ アンダー 5500円
スーパーサーマ フリース グローブ 7700円
冬の装いの基本として用意したいのが、裏地が起毛仕立ての冬用ジャージとロングタイツ。パールイズミでは10~15℃帯のアイテムとなるが、寒さが増したら防風素材のシェルやジレをはおり対応できる。
トップスは裏起毛素材の保温力と優れた吸湿速乾性を備えた、定番の『コンフォート ウィンター ジャージ』があれば、春先の季節にも活躍するので何かと便利。軽い着心地と爽やかな色味で、冬空でも心も体も軽やかになりライドが楽しくなりそうだ。
ボトムは『ブライト メガ タイツ』のコーデがバランスよし。ストレッチ性と保温性に優れた「スーパーサーマフリース プラス」素材により10℃の気温帯まで対応するので、厳冬期以外の日中なら快適なライドができるだろう。
寒さを感じやすい指先には、裏起毛素材の暖かさと柔らかな肌触り、そして薄手でフィット感に優れた『スーパーサーマ フリース グローブ』があれば、10℃までの気温に対応してくれる。
パールイズミでは自社開発された5種類のインナーパッドを用意して、ライダーのライドニーズに応える。その中でもロングライドに対応したモデルが『3DメガⅡ』だ。極厚仕様で高いクッション性が確保され、お尻をやさしく包むようにサポートしてくれるので、ロングライドはもちろんのことビギナーにも最適だ。
冬場でもしっかり走る時には、保温性のみならず汗冷えを防ぐためにも高機能アンダーウェアが欠かせない。『コンフォヒート ロングスリーブ』は、体から出る湿気を吸収して発熱し、保温が持続する素材「コンフォートヒート」を採用。パイル加工された肌面が暖かな空気層を作り、なおかつ毛細管現象により優れた吸湿性も発揮。蒸れを抑えドライな着心地が続くので、休憩時にも汗冷えしにくい。
【5℃帯】冷え込む冬でもしっかり乗りたい人におすすめコーディネート
ウィンドブレークジャケット 1万8700円
ウィンドブレーク レーサー タイツ 2万350円
コンフォヒート ロングスリーブ 7150円
ウィンドブレーク ウィンター グローブ 9900円
肌を刺すような冷たい風を感じるこれからの時期でもライドを満喫したいのなら、防風透湿素材の「ウインドブレーク」を用いたアイテムをそろえて、冷気を絶ち暖かさを確保したい。
そこでトップスは今季一新された『ウィンドブレークジャケット』がお薦め。動きやすさを備えた防風・保温性に加え、背中の中心には湿気を積極的に吸収・発散させる素材を使い、ハイテンポなライドでもウェア内は蒸れにくく、汗冷えも防いでくれるだろう。
組み合わせるボトムは、風を受ける前面に防風・透湿素材を配した『ウィンドブレーク レーサー タイツ』がいい。筋肉の動きを解析した裁断「スラロームクランクカット」も施されているのでペダリングでのつっぱり感もなく、快適な走りができそうだ。
そして手元は、細身のシルエットで指の曲げやすさも追求した『ウィンドブレーク ウィンター グローブ』があれば、暖かさと優れた操作性が確保され、ロングライドも万全にサポートしてくれる。
ウィンドブレーク レーサー タイツに採用されているのは、パールイズミ最先端のインナーパッド『3Dエックス』だ。乗車姿勢の解析に基づく超立体形状で股ずれを防止。1枚のウレタンを部位ごとに最適な厚さで削り出す「+シェービングテクノロジー」がクッション性を最大限に引き出し、さらに最も圧力の掛かる座骨が乗る部分には、医療分野でも使われるエラストマー素材が挿入され、レースの激しい走りでもペダリング性と快適性を両立する座り心地が提供される。
『ウォームフィット ドライ アンダー』は、ソフトな肌触りと優れた伸縮性を備えた15℃帯のアンダーウェア。薄手の生地は適度な暖かさで、吸汗速乾性にも富み、気温が上がった時やレースなどハイテンポなライドをする際にも汗冷えしにくい。幅広い季節と場面で活躍できるので1着あると便利な存在だ。
冷えやすい足先にプラスワンアイテム
ヒートテックセンサー® ウィンター ソックス 1980円
ウィンドブレーク ロード シューズカバー 8800円
冷えやすい体の抹消部を確実に保温することが快適な冬ライドの大原則。足先は、赤外線効果による保温機能を備えた『ヒートテックセンサー ウィンター ソックス』のような、冬用ソックスを履いて暖かさの土台を築くことだ。丈も16㎝なのでタイツとの相性も抜群。
そこに防風性と保温性に優れ、5℃の温度帯まで対応した『ウィンドブレーク ロード シューズカバー』を組み合わせれば、真冬の日中の寒さをシャットアウトできる。着脱を楽にするフルオープンファスナーと足裏にベルクロストラップを備えているので便利だ。