ホダカがWHEELTOP社の電動ワイヤレス変速機「EDS」シリーズ取り扱い開始

2024.01.12
新製品

スポーツ自転車からシティサイクルまで手掛ける日本の自転車メーカー「ホダカ」は、自転車駆動部品メーカー「WHEELTOP（ホイールトップ）」が展開する電動ワイヤレスコンポーネントシリーズ「EDS」の日本代理店となり、2024年4月から日本国内向けに販売を開始すると発表した。

WheelTop　EDS

WHEELTOP社は1951年設立のクランクセットなどの自転車ドライブトレインを供給するメーカーであり、過去30年にわたって同社を含む数多くの自転車メーカーに採用された実績を持つ世界的な企業。

「EDS」シリーズは、WHEELTOP社が2015年より開始したハイエンドバイクコンポーネントの製品開発の末に生まれた電動無線コンポーネント。電動コンポーネントのポテンシャルを生かしたリヤ変速システムは7Sから13Sまで可変対応しており、ギヤクランクやスプロケット、チェーンなどのパーツはそのままに使用できる。

また、展開はフラットハンドルモデルとドロップハンドルモデル、ドロップハンドルモデルはワイヤー式ブレーキ、油圧式ディスクブレーキに対応している。これらの特徴により電動ワイヤレスコンポーネントへのアップグレードだけでなく、使用中のパーツを生かしたレストアにも対応が可能で、高い拡張性をEDSは実現している。

ホダカは日本代理店として、販売網を生かしたアフターサービスに加え、各種国内法規への対応やWHEELTOP社が展開するアプリケーションの日本語化に協力し、魅力的な製品に見合う高いユーザービリティを提供する。

2024年1月16日（火）〜17日（水）に開催される業界関係者向けのBtoB展示会「サイクルパーツ合同展示会」ブースにて実物を展示するほか、搭載した実車を体感できる。

WHEELTOPとは

1951年設立の自転車ドライブトレインメーカー。クランクセット、カセットスプロケット、ディレイラーを専門に、世界中の完成車メーカーにOEM供給を行っている。世界的なグリーンモビリティブランドの構築を使命に掲げ、OEM供給にとどまらない高度かつ新機軸のサイクリングトランスミッションシステムの開発に取り組んでいる。