カラクル　サイクリング中のトラブル対応ツールを収納できるシートポスト

2024.04.01
新製品

テック・ワンは、世界最小の折りたたみサイズとロードバイク並みの走行性能を併せ持つ折りたたみ自転車「CARACLE-S」向けに、輪行袋とポンプを収納できるシートポスト「CSシートポストAL3」と、収納可能なサイズの輪行袋、ポンプを発売する。

CARACLE-Sシリーズに装着可能なCSシートポストAL3

サイクリング中の天候急変や体調不良、故障などのトラブル発生時に、規定の「輪行袋」を携行していれば自転車を鉄道に載せられる。また、自転車の故障の7割以上を占めるパンクの修理には「ポンプ」が必要。とはいえこの2つだけでも、常時携行するのは億劫なもの。

そこで非常用に用途を絞ることで、輪行袋を250ml缶より小さいサイズにコンパクト化。さらに、スリムなポンプと一緒に、シートポスト(サドル支柱)に収められるようにした。これなら携行が苦にならず、存在を感じさせないスマートな方法でトラブルに備えることができる。

新型シートポスト「CSシートポストAL3」は、肉厚をわずか1.75mmに抑えて収容スペースを確保し、下端にねじ切りを設けてキャップ(石突)を着脱できるようにした。テック・ワンのオリジナル折りたたみ自転車「CARACLE-S」各モデルのrev.4.2世代から標準装着しているが、rev4.1以前のモデルにも別売り品を装着可能。

このCSシートポストAL3に収納可能な非常用輪行袋「CSサポバッグ」は、わずか約55gの超軽量で、451RS等の20インチWO(ETRTO451)ホイールモデルを含めて全世代のCARACLE-Sを収納できる。

同じくCSシートポストAL3に収納可能な「CSシークレットポンプ1」および「CSシークレットポンプ2」は、スリムながらもエアゲージ(気圧計)のついた実用的な仕様。より小型軽量な「1」と、少し大型でポンピング回数を減らせる「2」をラインナップした。

普段は存在を忘れるくらい目立たないのに、パンク、天候急変、体調不良など「いざ」という時には役に立つ「秘密兵器」をCARACLE-Sに忍ばせておくことができる。