ミズタニ自転車が「REFORM(リフォルム)サドル」の取り扱いを開始
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ミズタニ自転車は、熱を加えることで形状を変化させ、荷重圧力を効率よく分散させることができるサドル「REFORM(リフォルム)」の取り扱いを開始する。
REFORM Heat-Moldable Saddleは、カナダのスケートボードメーカーLandyachtz(ランドヨッズ) 創業者の一人であるMike Perretenが設立したスキーブーツの熱成型技術を用いて作り出す革新的なカナダのサドルメーカー。
競技スキー出身者だったMikeは、競技用熱成型ブーツの必要性とその快適さがもたらすパフォーマンスの違いを経験として理解しており、これらの知識と経験を元に5年以上の開発期間を経て誕生したのが「リフォルム サドル」となる。
リフォルム サドルの特徴
・体重が集中する左右の座骨が当たるサドル後方のフレーム内部に電熱線を配置。加熱してフレームの一部を軟化させ、形状を変化させる独自の“サーモモールドテクノロジー”により、既存のサドルでは解消することが難しかった座面荷重を効果的に分散する。
・ベースとなるフレームのデザインはモデルごとに異なっており、ライディングスタイルに合わせて選択できる。
※モデルごとにレールの素材が決まっています。
SEYMOUR:フラット+後方ワイドフレーム(カーボンレール)
TANTALUS:トラディショナルフレーム(チタンレール)
※取り扱いについての注意
・素材の特性上、熱成型の効果が大きいのは1回目となります。一度硬化したサドルを再度熱成型 する場合、それ以前と同様の効果は得られなくなります。
・熱成型の際はサドル後方のフレーム(ベース)が高温になります。
・変形の原因となりますので、暖房器具など高熱になる器具や場所の近くに長時間サドルを置かないでください。
リフォルム サドル商品ラインナップ
形状とコンセプトの異なる2種類のサドルをラインナップ。
SEYMOUR(シーモア)
荷重のかかる座面後方をワイド化したフラットな座面を持つREFORMのファーストモデル。
面積の小さなショートサドルでありながら、熱成型することによりまるで使い込んだレザーサドルのように体に馴染む。継ぎ目のないループデザインのカーボンレールは高い躯体剛性と軽さを両立する。
SEYMOUR(シーモア)
価格:4万9500円(AC Power supply別売り)
サイズ: 252×142mm
フレーム:カーボンファイバー/ナイロン
レール: カーボンファイバー 7×10mm
※ 表皮: マイクロファイバー
パッド: ポリウレタン
重量:197g
※ シートピラーの構造により、取り付けできない場合があります。
TANTALUS(タンタロス)
高いホールド性と安定したペダリングを実現するトラディショナルフレームを持つショートサドル。不安定な路面状況でもスムーズな体重移動を可能にする。
レール素材はチタンで、カラーは1点1点違う色合いになる陽極酸化被膜処理タイプと、RAWタイプ(どちらもマット仕上げ)から選択できる。
陽極酸化被膜処理タイプ
RAWタイプ
TANTALUS(タンタロス)
価格:3万7400円(AC Power supply別売り)
サイズ: 245×142mm
フレーム:カーボンファイバー/ナイロン 陽極酸化被膜処理
レール: チタニウム合金
表皮: マイクロファイバー
パッド: ポリウレタン
重量:235g
AC Power supply
熱成型の際に使用するサドル本体に設けられたコネクターに接続する専用給電装置。
AC Power supply
価格:6270円
入力: AC 100V-240V 50/60Hz 0.8A
出力: DC 20V 1.5A
サイズ:幅44mm×高さ72mm×厚さ29mm/34mm (ACプラグ、DCケーブル除く)
コード長:約210cm(スイッチ部分含む)