スペシャライズドの新型MTB「スタンプジャンパー15」を藤田翔也が試乗 有料記事

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撮影協力:ふじてんMTBパーク

スペシャライズドから登場したばかりの新型トレイルマウンテンバイク(MTB)「STUMPJUMPER 15(スタンプジャンパー フィフティーン)」を、MTB系では屈指の人気を誇る「SHOYA CHANNEL」の藤田翔也さんが試乗した。その実力に迫ろう。

スペシャライズドの新型MTB「スタンプジャンパー15」を藤田翔也が試乗

今回試乗したモデル/スペシャライズド・スタンプジャンパー15 エキスパート 価格:99万円 サイズ:S3

 

「スタンプジャンパー15」の特徴をおさらい

ジーニー 最大の特徴は独自開発のリヤショックユニット「GENIE(ジーニー)」を搭載していること。最初の段階では滑らかに動き、後半ではよく耐えてボトムアウトを非常にしにくい。これによって、フロント:150mm、リヤ:145mmトラベルながら、ロングトラベルバイクとショートトラベルバイクの両方の利点を併せ持つ乗り味となっている スタンプジャンパー15のフレーム フレームも刷新。剛性を高めることに成功したため、前作にあったトップチューブから伸びるサイドアームがなくなった。なお、S3以上のサイズではリンクの組み替えでマレットに変更が可能だ。 スタンプジャンパー15のフォーク エキスパートグレードでは細かなダンピング設定が可能なフォックス・フロート36 パフォーマンスエリートのフォークが搭載される。 スタンプジャンパー15のヘッド ヘッドアングルはパーツの入れ替えによって3段階で調整が可能。これは「スタンプジャンパー エボ」からの機能を踏襲。 スタンプジャンパー15のホルストリンク ホルストリンクの向きを変更することで、BBハイトを2段階で調整可能。これも「スタンプジャンパー エボ」からの機能を踏襲。 スタンプジャンパー15のスワット 収納機構「スワット」はバージョン4.0の最新のものに変更されている。 スタンプジャンパー15のワイヤレス電動コンポ ワイヤレス電動コンポーネント専用のフレームになった。なお、ベースグレードの「スタンプジャンパー15 コンプ」からスラムのワイヤレス電動コンポが搭載される。 スタンプジャンパー15のブレーキ 完成車では全グレードでスラムの新型ブレーキ「メイブン ブロンズ」が搭載される。強烈なストッピングパワーを持っている。  

「スタンプジャンパー15」インプレッション

スタンプジャンパー15を試乗する藤田翔也さん

スタンプジャンパー15を試乗する藤田翔也さん

インプレッションライダー/藤田翔也(以下、SHOYA)。グラビティ系MTBのジャンルでは国内で最も人気のあるYouTubeチャンネル「SHOYA CHANNEL」を運営する動画クリエイター。国内エンデューロレースのトップカテゴリーで走るライダーだ。老舗スポーツ自転車専門店での勤務を経て、2023年には自身のショップ「CRAFT」を静岡市内に開業した

スタンプジャンパー15を試乗する編集部・大宅

サブインプレッションライダー/サイクルスポーツ編集部・大宅宏幸。ここ2、3年の間にMTBグラビティライドにどハマりしたにわかマウンテンバイカー。脱初級者を目指して奮闘中。前作に当たる「スタンプジャンパー エボ」に乗っている 写真提供:藤田翔也さん

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