ウィンスペース・SLC3 トップブランドに挑戦する軽量オールラウンダー

ウィンスペースが、ロードバイクの新製品「SLC3」を発表した。トップブランドのパフォーマンスを凌駕することを目標として開発された軽量オールラウンダーだ。国内正規ディーラーにて受注を開始しており、2024年9月中から順次納品を予定している。フレームセット販売で、価格は通常カラーが36万8000円、特別カラーが40万8000円だ。

SLC3

SLC3の特徴

SLC3は、東レの T1100、T1000、M46、M65 といった軍事用レベルのカーボンファイバーで構成されており、軽量でありながら優れた強度と剛性、柔軟性を実現している。

SLC3

そして、一体成型技術により、フレーム全体の剛性、軽さ、強靭さを向上。繋ぎ目がないため、従来のフレームと比較して、パワー伝達効率とパフォーマンスが高められている。

SLC3

重量はMサイズで 699gを実現。加速性や操縦性など、ライダーのパフォーマンスを最大限に引き出す。

SLC3

剛性は、前モデル「SLC2」に対して、ヘッド部分で 31.8%、BB部分で 21.6%向上。ウィンスペースのテストでは、スペシャライズド・SワークスターマックSL8以上の重量剛性比を叩き出したという。

SLC3の剛性テスト結果

また、日本風洞製作所の富士エアロパフォーマンスセンターでのテストにより、エアロロードのフラッグシップモデル「T1550」に対して、80%以上のエアロ性能を備えていることも確認されている(フレームセットのみの比較)。

SLC3

塗装はナノペイント技術によるもので、耐久性と美しさを兼ね備えた仕上げが施される。通常カラーとして、カーボンブラック、ポーラーブラック、ポーラーホワイトの3色、特別カラーとして、グレイズ、ヴェノムの2色を展開する。

カーボンブラック ポーラーブラック ポーラーホワイト グレイズ ヴェノム

 

SLC3

SLC3

価格:36万8000円(通常カラー)、40万8000円(特別カラー)

カラー:
通常/カーボンブラック、ポーラーブラック、ポーラーホワイト
特別/グレイズ、ヴェノム

カーボンファイバー:東レ・T1100、T1000、M45、M65

重量:699g±30g(未塗装Mサイズ)

BB:BB86

タイヤクリアランス:最大32C

保証:5年保証

UCI承認済み