キーレイから2種類のベルが新登場クラシックなデザインが特徴

2024.09.10
新製品

台湾発の自転車用アクセサリーブランドKiLEY（キーレイ）から、2種類の自転車ベルが発売された。菊の花をモチーフにした「Kicca Bell（キッカベル）」とレトロな趣の「Showa Bell（ショーワベル）」だ。オフィシャルショップのほか、日本全国230店舗以上のキーレイ正規販売店で購入できる。

左：ショーワベル、右：キッカベル

キーレイは、2013年のブランド設立以来、レトロ、クラシックなデザインの自転車用ライトをデザインしてきた。その一方で、多くのユーザーから、ライトにマッチするレトロなデザインのベルも欲しいというリクエストがあったことから開発に着手。ラインナップがキーレイのアイテムに多いシルバー1種類だけでないのは、ベルにとって重要な音色という観点からだ。素材の性質から、シルバーのスチールよりも真鍮製の方がより高く優しく響くため、真鍮製のゴールドも展開することになった。

キッカベル

キッカベルのデザインのモチーフは古くから皇族で採用されていた菊の花。キクの花言葉は「高貴」「高尚」「高潔」。優雅で華やかなデザインはフレームに咲いた一輪の花の如く、華やかな印象のカスタムへ仕上げてくれる。

美しく整った響きから金管楽器の多くにも採用される真鍮。自転車用ベルの素材として使用することで、優しい音色は周囲の人に耳障りな印象を与えない。

真鍮素材のもう一つの特徴がエイジング（経年変化）。長く使い込むことで徐々に趣が変化。世界に1つだけ、人それぞれの風合いを見せてくれる。

ショーワベル

当時の記憶が頭を過ぎる人にとっては「懐かしい」、当時のことを知らない世代にとっては「どこか懐かしい」。そんな印象を与えてくれるのがショーワベルだ。その名のとおり、昭和時代の実用車のベルをモチーフにデザインされている。かといって、野暮ったい印象にならないよう、アラベスク（唐草）模様とクラウン（王冠）を採用し、エレガントなテイストに仕上げられた。