iGPSPORT サイクルコンピューターBSC 300T/スマートフロントライトVS500
目次
高品質な自転車製品を展開するiGPSPORT(アイジーピースポート)から、サイクルコンピューター「BSC 300T」、スマートフロントライト「VS500」が発売される。
サイクルコンピューター BSC 300T
2024年秋、iGPSPORTはiGSシリーズとBSCシリーズのコンセプトはそのままに、BSCシリーズのハイエンドである「BSC 300」のバージョンアップ版「BSC 300T」を発表した。
搭載できる機能を可能な限り詰め込んだiGSシリーズに対して、BSCシリーズは多くの機能を搭載したうえで手頃な価格を追求したモデル。しかしBSCシリーズは単なる廉価版シリーズではない。情報感度が強く、上昇志向のあるサイクリストに向けて十分な機能を詰め込んでいる。
基本的な機能はBSC 300そのままの「BSC 300T」で、最大のトピックは2.4インチカラータッチディスプレイを搭載したこと。他社のハイエンドサイクルコンピューターに搭載される機能をBSCシリーズにインストールすることにより、iGPSPORTラインアップ全体の機能を充実させた。
iGSシリーズとBSCシリーズは、どちらもサイクリストに有益な機能を搭載した高性能な製品。「BSC300T」は注目を浴びるモデルになることは間違いなく、BSCシリーズの今後の展開も楽しみだ。
BSC 300Tの特徴
●タッチ&ライド
2.4インチのカラフルなタッチスクリーンでスムーズな操作が可能。タッチひとつでライド開始。物理ボタンでも操作が可能なので、雨の日でも好みに合わせて使い分けて操作することができる。
●ナビゲーションのマップもカラフル
内蔵されたカラフルなマップで、走行するロードサイドの情報を把握することができる。ナビゲーションの機能も便利で、ワンタッチリターンやコース外警告機能で、知らない場所や山や森の中でも安心してライドを楽しむことができる。
●多彩なデータでよりプロフェッショナルに
15種類のカテゴリー、130以上のプロフェッショナルデータと、1000以上のデータ組み合わせに対応。ライドデータページをカスタマイズすることができる。データにはトレーニングストレススコア(TSS)、インテンシティファクター、ピークパワーなどが含まれ、自由に設定可能。表示もグラフィカルでデータは豊富、その多機能ぶりはプロフェッショナルなライディング体験を実現する。
●バッテリーはもちろんタフ
カラースクリーンで多機能であっても、バッテリーがプアでは使い勝手が悪いもの。BSC 300TはType-Cの充電ポートを持ち、20時間の長いバッテリーライフにより、全てのライディングアドベンチャーを最後まで楽しく快適にサポートする。
●データもカラフルに
カラースクリーンをフルに活かし、さまざまな新しいテーマのスタイルを20色以上で演出。自分好みやセンスによって、自分だけのデスクトップをパーソナライズすることができる。
●受信した情報をモニターに表示
スマートフォンとペアリングして、サイクルコンピューターで直接メッセージや通知を受け取ることができる。急を要するメッセージでも見逃すことがなく、都度、スマートフォンを取り出して確認する必要がないので、ストレスもない。
BSC 300T
販売価格:2万1560円
・GPS: シングルバンド5衛星(GPS+Beidou+Glonass+Galileo+QZSS(フルGNSS))AGPS対応
・スクリーン:2.4インチカラータッチスクリーン
・6つの物理ボタンでも操作可能
・本体サイズ/重量:82×53×14.5mm / 66g
・データ表示機能:130以上のサイクリングデータを選択可能
・メモリー:8GB
・内蔵センサー:気圧高度計・加速度計
・内蔵マップによるナビゲーション
・バッテリー:充電式リチウムイオン電池内蔵
・バッテリーライフ 約20時間(通常使用時)
・動作温度:ー10~50℃
・防水・防曇性能:IPX7
・ANT+/Blutoothセンサー通信対応:ハートレートモニター、スピードセンサー、ケイデンスセンサー、レーダー、iGPSPORTライト、ケイデンス&スピード一体センサー、パワーメーター、スマートトレーナー接続、電動変速接続(SHIMANO/CAMPY/SRAM)
・インターフェース :Type-C USB
・ワイヤレス伝送:Bluetooth 5.0、スマートフォンのiGPSPORTアプリとBLEで接続
・その他:ストラップホール
・パッケージ内容:BSC300×1、標準マウント×1、マウントパッド×1、O-リングバンド×1、ユーザーマニュアル×1
スマートフロントライト VS500
iGPSPORTよりスマートフロントライト第4弾「VS500」が登場。
VS800の弟分として、最大500ルーメンのアンチグレアレンズLEDライトとアルミニウム合金の本体、4000mAhのバッテリーを備え、ライト接続対応のサイクルコンピューターやiGPSPORTアプリケーションからライトモードの変更や光量の調整などを行うことができる。
昨今のフロントライトは多くのメーカーが高輝度で、性能判断基準である「ルーメン」の数値が上がる傾向にある。これはiGPSPORTも変わらない。しかし輝度が上がれば対向者への影響も考慮しなくてはいけない。この点においてiGPSPORTは対向者に対して優しい光を放つ“アンチグレアレンズ”を採用している。
「VS500」はハイエンドの1800ルーメンを誇るVS1800に比べて500ルーメンと半分以下だが、それでも十分な光量。問題は対向者に対してどのような光を放つかで、「VS500」は新しく採用されたレンズのカット「ソフトカットライン」で更なる眩しさを軽減したノングレアライトを採用。基本的な機能において、明るいライトと安全なライトを両立している。
搭載される各種機能は上位モデルにも採用されたものが多く、加速度センサーを利用した自動スリープ・起動機能や電源供給機能、そして緊急時にボタン3回のクリックで起動するSOSフラッシュモードもハイエンドのVS1800に続いて搭載されている。もちろん自転車への取り付けもユーザーフレンドリーで、付属の専用アダプターにて簡単に行うことができる。
VS500の特徴
●ソフトカットライン ノングレアライト
VS500に採用されたレンズのソフトカットラインは、対向車や他の歩行者への眩しさを軽減し、安全性が向上する。
●暗い道で明るい視界を確保
VS500が放つ光は前方に向けて理想的に分散され、照射範囲は100メートル先まで届き、夜間の走行視界を確保する。
●走行速度に応じてライトが自動的に輝度を調整
VS500は走行速度に応じて自動的に輝度を調整。速度が上がれば輝度が増加。逆に下がれば低下し、輝度は段階的に変わる。
●バッテリーがタフだから夜間のロングライドもストレスフリー
4000mAhの大容量バッテリーで最大130時間の連続使用が可能。サイコンやアプリでリアルタイムの残量も確認できる。
●緊急時のSOSフラッシュ
ボタンを3回クリックすればSOSモードが起動。1回クリックでSOSモード終了。緊急時に素早く助けを呼ぶことができる。
●取付も簡単
クランプ式の取り付けで操作も簡単。柔軟なスイッチですぐに使用できる。
VS500
販売価格:6930円
■ライトスペック
・光源:LED(ソフトカットライン)
・光束:最大500lm
・最大照射距離:100m
・横方向視認角度:220°
・点灯モード6つのモード、カスタム可
・点灯時間目安:
点灯(強) 最大8時間/点灯(弱) 最大12時間/点滅(強) 最大60時間/点滅(弱) 最大130時間、SOSモード 最大24時間
・速度輝度調整機能
・自動機能:自動スリープ・起動
・センサー:環境光センサー
■基本スペック
・本体材質:アルミニウム合金
・本体重量:157g
・本体サイズ:108(長さ)×31(幅)×29(厚み)mm
・使用温度範囲:-10~50℃
・防水機能:IPX6
・バッテリー容量:4000mAh
・落下耐久:1.2m
・無線通信:Bluetooth
・充電時間:約2時間
・充電温度範囲:0~45℃
・充電インターフェイス:USBタイプC
・電源供給:リバース充電
・ワイヤレス接続:iGPSPORTサイクルコンピュータおよびアプリケーションとの接続・設定
・取り付け方法:付属M83マウントでハンドルバーに固定、または別売りS81カメラライトマウントと付属のカメラマウント対応アダプターを使用してM80・M82バイクマウント下部に固定可
・付属品:M83マウント×1・S81カメラマウント対応アダプター×1・ゴムリング・六角レンチ×3・アダプター固定ネジ×2・ユーザーマニュアル