オルベアのアルミロード「アヴァン」がモデルチェンジ

オルベアが、アルミロードバイクの新型「Avant(アヴァン)」を発表した。カーボンフォークと組み合わせて、快適性を最大限に引き出すように計算されたジオメトリを採用。タイヤのクリアランスも大きい、長距離を走るために設計されたバイクだ。エントリーモデルだが、アップチャージ無料のカスタマイゼーション「MyO(マイオー)ライト」で、クランクは165mmから、4サイズのハンドルバー幅、5サイズのステム長を選べる。

アヴァン

オルベアは、アヴァンを進化させるにあたり、あらゆる観点から快適性を高めることを目指した。そのためには適切なジオメトリ重要になる。立ち気味のシートアングルと長めのトップチューブにより、ライダーは上りで最適なポジションを取ることができる。フォーク角度を寝かせてホイールベースを長くすることで、高速走行時の安定性が向上する。また、サイズに合わせたフォークトレールにより、それぞれのサイズで最適なハンドリングを実現する。

アヴァンのジオメトリ図

アヴァンのジオメトリ表
アヴァンのジオメトリ表

OMRカーボンフォークは軽量化を実現しつつ、そのカーボン構造により、ブレーキ時やハードなコーナリング時には剛性を損なうことなく振動を吸収する。タイヤクリアランスは35C(泥よけ装着時は32C)までで、荒れた路面でも安心して走れる。

アヴァン

メインフレームの溶接部分は滑らかに磨き上げられ、カーボンフレームのような見た目だ。さらに、アルミの形状と肉厚を調整することで、ペダリング効率を損なうことなく、快適な乗り心地を実現する十分な柔軟性を備えた、軽量かつ頑丈なバイクとなった。

アヴァン

アヴァンは、オルベアの他の全てのロードバイクと同様にインターナル・ケーブル・ルーティングを採用している。ケーブルをフレーム内に通すことで、ケーブルが保護され、最も直線的なルートを通るため摩擦が低減される。コンポーネントは機械式と電動の両方に対応する。

ライドをより快適にするために実用的な機能も備えている。マウントポイントは標準規格の泥よけに適合。用途を吟味して設計されたダウンチューブ下のサービスボックスにより、サドルバッグが不要になり、チューブ、CO2カートリッジ、タイヤレバー、家の鍵など必要なものを収納できる。

どんなライダーでも最適かつ快適なポジションを実現できるよう、ハンドルバー、ステム、クランクのサイズが選べる。-5°から+15°の角度と長さが選べるRP22ステムは、機械式コンポにも電動コンポにも対応しており、コンピューターマウントも装備している。

アヴァンH30

アイボリーホワイト×チタンブロンズ(グロス)

アヴァン

マグネティックブロンズ(マット)×コスミックブロンズ(グロス)※日本では展開されないH40

アヴァンH60

スレートブルー(マット)×ヘイローシルバー(グロス)日本では展開されないH60

Avant H30(日本では1車種、H30のみ展開)
価格:29万9900円
カラー:マグネティックブロンズ(マット)×コスミックブロンズ(グロス)、アイボリーホワイト×チタンブロンズ(グロス)、スレートブルー(マット)×ヘイローシルバー(グロス)
サイズ:47、49、51、53、55、57、60
マイオーライト:クランク、ハンドルバー、ステムのサイズを選べる
付属品:サービスボックス(ダウンチューブ下の収納)
メインコンポーネント:シマノ・105