ポラールの新しいGPSマルチスポーツウォッチ「Vantage M3」が10月30日に発売!

ヴァンテージM3

新商品の「Vantage M3」

10月24日、東京都内にてポラールのGPSマルチスポーツウォッチ新製品発表会&ブランドアンバサダー就任発表会が行われた。

まずは、ポラール・エレクトロ・ジャパン代表取締役の榊原伸司氏より、新しいGPSマルチスポーツウォッチ「Vantage M3(ヴァンテージエムスリー)」の発表があった。
「Vantage M3」は、コンパクトな実力派で機能充実のマルチスポーツウォッチとのこと。
最上位機種で10万円を超える「Grid X2 Pro」と違う点は、バッテリー容量、ディスプレイの大きさ、ケース素材とガラス部分の素材(Grid X2 Proは、ステンレスとサファイアガラスを使用。Vantage M3はプラスチックのケースに画面はゴリラガラスを採用)。
なお、機能面では今回発表された「Vantage M3」は最上位モデルと現状では同じ。価格と機能とデザインのバランスが取れた商品となっている。

バッテリーもちや堅牢性が高く、よりアドベンチャーなスポーツにも活用できるGrid X2 Proに対して、Vantage M3は価格も抑えられ、日常使いとマルチスポーツ用途を兼ね備えたモデル。鮮明な有機ELディスプレイにタッチスクリーン&ボタンでの操作が可能で、重量はバンド込みで53gと軽量だ。

薄い時計部分

時計部分の薄さも特徴

心拍センサー部分

心拍センサー部分は最上位モデルと共通

マップとナビゲーション機能がついており、ルートガイダンスや自身の計画したルートと走行したルートを色別で確認できるプランルート&ブレッドクラムトレイル機能も付いている。
また、最上位モデルにも使われているバッテリー消費を抑えた第4世代のバイオセンシングテクノロジーPolar Elixirを搭載したことで、時計自体の厚さも抑えつつ、高精度な心拍数計測、血中酸素レベル測定や夜間の皮膚温計測が行える。

バッテリー容量は310mAhで、最大7日間使用可能。パフォーマンストレーニングモードでは最大30時間、省電力トレーニングモードで最大70時間稼働する。
さらに、これまではスマートウォッチ本体の電池交換は不可能で本体交換となっていたが、交換可能な充電式電池に変更。サポートセンターにてバッテリーのみの交換が可能となる。

より精度良く心拍トレーニングを行いたいという人には、ポラールの胸ベルトタイプのH10 N心拍センサーや腕につけられるVerity Senseを併用し、スマートウォッチはハンドルに付けてGPS代わり兼心拍モニターとして使うのも良いだろう。
また、このようなスマートウォッチ型の心拍センサーでの計測は、手首に負荷がかかる筋力トレーニングなどよりもランニングやサイクリングなどの方が胸バンドタイプの心拍センサーを使用したときの正確な数値と近くなるそうだ。

古和田さん、榊原代表取締役、アンバサダーに就任した三津家さん

古和田さん(左)、榊原代表取締役(中央)、アンバサダーに就任した三津家さん(右)

今回、ランニングアドバイザー兼タレントの三津家貴也(みつかたかや)さんがポラールアンバサダーとして就任し、YouTuberの古和田響さんと共に実際に「Vantage M3」を使用した感想などを語った。

三津家さんは、「Vantage M3は、液晶が有機ELディスプレイで走って動きながらでも画面が見やすいです。走る上でコンパクトでいかに軽いかとか大き過ぎないかというところを大事にしているので使いやすいですね」と語る。
三津家さんは、大学の頃から心拍数トレーニングの研究をしており、ポラールの心拍センサーを愛用していたという。また、研究結果によると胸バンドタイプと腕時計タイプとの差は±3〜5bpmだったそうだ。
「ジョギングだったら問題ないですが、マラソンとかだと心拍数の3〜4bpmの違いが大ダメージになりかねない。マラソンやインターバルのペースだと領域の境目を知ることが重要になってきます。より精密にするために上腕(タイプのセンサー)を使っていましたが、やはり手首の方が楽ではあります。手首でしっかり心拍数がとれることはランナーの快適度として上がりますね」

古和田さんも、「心拍数のゾーンによって、ウォッチで色のゾーンが変わってくれるのが分かりやすいですね」と話す。
また、ナイトリチャージャーという機能の睡眠・自律神経分析できちんと眠れているかのチェックも日常的に行なっているそうだ。
昼夜関わらずこのスポーツウォッチを付けておくことで、体の回復レベルをチェックしたり、オーバートレーニングやケガを未然に防いだりとオンオフの指標にすることも可能だ。

三津家さんがヴァンテージM3で1週間の運動負荷を確認

三津家さんが「Vantage M3」で1週間の運動負荷を確認

追い込むということでトレーニングをした感覚を得る人は多いはず。けれど、体への負荷やトレーニング効果は異なることを伝えたいと三津家さんは話す。
「インターバルトレーニングは追い込んだかどうかが目安になっていますが、最大心拍機能の90%以上の負荷をかけるとトレーニング効果が得られるということを知ってほしいですね」

ヴァンテージM3

Vantage M3
価格/6万9300円
カラー/ナイトブラック、ゴールド・グレージュ

交換バンド22mm
価格/6380円
カラー/ナイトブラック、ゴールド・グレージュ

「Vantage M3」は、10月30日発売。本日(10月24日)からポラールサイトにて予約販売を開始。家電量販店では明日(10月25日)から予約を開始する。