2024年、ヴィスマ・リースアバイクがタイムトライアルで使用して話題になったGIRO（ジロ）のエアロヘルメット「AERO HEAD MIPS II（エアロヘッド ミップスII）」が2024年12月6日に発売された。

CFDやVRを使用し、風洞実験やヴィンゲゴーなどヴィスマチームのフィードバックを元に何度も調整され開発されたエアロヘルメット。

かなり奇抜な形だが、手が高く、頭を体の中に入れるような近年のタイムトライアルポジションに合わせた形状となっており、手と顔の隙間を埋め、風がきれいに肩や背中に流れるようになっている。

内側は、ヘルメットの先端から後方まで大きく空気の通る道があり、高強度で走るタイムトライアルでも涼しさが確保される。

バイザーをつけると隙間がなく空気が取り込まれないように見えるが、顔と先端の距離があるため、空気が入り込みヘルメットを循環するつくりとなっている。

奇抜な形状だが、ヘルメットの本来の目的である頭を守るということも忘れてはいない。外側のシェル部分と内側のEPSフォームを一緒に熱成型し強度を持たせるインモールド成形かつ外側のシェルがEPSを下まで覆っているため、さらに強度が増している。

内側にはMIPSが搭載されており、落車時の衝撃を吸収。さらに安全基準の高いCPSCやヨーロッパでのCE EN1078規格、国内ではJCFの認証も受けている。

AERO HEAD MIPS II（エアロヘッド ミップスII）

価格：7万9200円

サイズ：L

重量(Mサイズカタログ値)：450g
実重量(Lサイズバイザーなし)：467.5g

カラー：Matte White、Matte Black

安全規格：CE EN1078/JCF公認

MIPS air node搭載

ROC LOC5 AIRシステム

IONIC+パッド

カールツァイス製レンズ2枚付属（カラー：グレー(vivid smoke)、クリア）
※マグネット取り付け

専用ケース付属