フルカーボンロードバイクの完成車価格で30万円台〜!?「LEGiT(リジット)」がウィンスペースから登場

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ウィンスペースが新たに発売するロードバイクは、フルカーボンモデルの完成車で30万円台からと脅威のコスパだ! 20251月末に浅草で行われたサイクルパーツ合同展示会で初お披露目となった「L1」など3モデルの速報をお届けする。

ウィンスペース・リジット

 

2025年に、105組完成車で30万円台から手に入るカーボンロードバイク!

日本発祥のチャイニーズスポーツバイクブランド「ウィンスペース」より、新たなフルカーボンロードシリーズ「LEGiT(リジット)」が登場した。このリジットの特徴は、驚異のコストパフォーマンスだ。

オールロードやエアロなど、キャラクターの異なる「L1」、「L2」、「L3」の3モデルが同時に発売され、それらはコンポーネントにシマノ・105機械式、そしてルンのカーボンホイールを装備した完成車の価格として、なんと3040万円台を予定している。

ウィンスペース・リジット

現在、同社における「ウィンスペース」ブランドでは、ハイエンドカーボンフレームの製法の一つである「フルモノコック製法」を取り入れ、そのフレームごとの専用金型で完全一体整形することで、競技の世界でも通用する高い剛性のロードバイクをリーズナブルな価格で提供している。

そのうえでこの「リジット」シリーズは、ウィンスペースのこれまでの製造ノウハウをふまえて、カーボンフレーム生産において一般的な「モノコック製法」を導入。生産効率を上げつつも、十分な性能を備えたフルカーボンロードバイクを送り出すのだ。

ウィンスペース・リジット

それぞれのバイクについての特徴としては、「L1」はオールラウンダーモデルであり、現代的なシンプルなフレーム形状を採用。幾何学模様のグラフィックがスポーティさを演出する、軽さと剛性を兼ね備えたモデルだ。

続く「L2」はエアロ形状モデルであり、ボリューム感のあるヘッド周りからダウンチューブ、そしてコンパクトなリヤトライアングルが特徴。

L3」はアグレッシブなジオメトリーで、クイックな加速性能やハンドリングと、レースの入門モデルとしても楽しめる。それぞれのバイクはFSAのヘッドセットがインストールされ、ワイヤーをフル内装化することが可能となっており、完成車状態ではスッキリとしたシルエットが実現する。

ウィンスペース・リジット

それぞれのフレームセットでの販売も予定しており、フレームセット単体の価格では1520万円を予定。初めてのロードバイクデビューはもちろん、アルミフレームのディスクロードを所有しているユーザーには、パーツの載せ替え先のカーボンフレームとしても検討しやすい価格となっている。

本モデルは20254月のサイクルモード東京での一般公開に向け、製品化が進行中。現地でどのような形でのお披露目となるか、今から期待したい。