コンチネンタルのロードタイヤ「グランプリ」がリニューアル

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ドイツのタイヤメーカーContinental(コンチネンタル)のロードタイヤ「GRAND PRIX(グランプリ)」がリニューアルした。上位モデル「GP5000」譲りのブラックチリコンパウンドを使用しながら、GP5000よりも価格を抑えている。ラインナップはチューブレスレディ仕様とクリンチャー仕様の2つだ。

グランプリTR

ブラックチリコンパウンドを使用するほか、ケーシングの積層方法を根本から見直したチューブレスレディタイヤ。あえて耐パンクブレーカーを使用しない4層構造に進化を遂げた。

グランプリTR グランプリTR

特徴

  • ブラックチリ
    コンパウンドに用いられるカーボン粒子の大きさは、一般的なタイヤ用ラバーに用いられる物と比べおよそ10分の1というナノ・カーボン粒子を使用している。このナノ・カーボン粒子がラバー本来のしなやかさを最大限にまで引き出して、タイヤが路面に押し付けられた際の圧力で瞬時に触れたものの形状に合わせて変形することで高いグリップ性能を生み出す。また、瞬時に元の形状に戻り、次に来る路面の変化へ柔軟に対応することが可能となる。この特性を持ったラバーにより、路面との間に発生する摩擦抵抗が大幅に軽減され、ラバーは減りにくいのに高いグリップ性能を持ったタイヤが生まれた。
  • チューブレスレディ
    ビードを完全に覆うパンク防止層によりカーカスは頑丈で、異物による損傷や侵入に対して高い耐性を持つ。最大の効果を得るために、プロテクションテクノロジーとブラックチリコンパウンドを組み合わせている。
  • 4プライ/240TPI
    頑丈な4プライ構造で、転がり抵抗、軽量性、耐パンク性のバランスを実現。
  • フックレスリム対応

 

グランプリTR

Grand Prix TR(グランプリティーアール)
価格:8800円
サイズ:700×25C、28C、30C、32C
重量:270g(25C)、340g(28C)、370g(30C)、390g(32C)
最大空気圧:108PSI(25C)、94PSI(28C)、72PSI(30C)、72PSI(32C)
入荷時期:2025年6月予定

グランプリ

ブラックチリコンパウンドを使用したクリンチャータイヤ。トレッドデザインを一新し、ケーシングの強さとしなやかさを最大限に生かした、耐パンクブレーカーを使用しない3層構造になっている。

グランプリ グランプリ

Grand Prix(グランプリ)
価格:7700円
サイズ:700×28C、30C
重量:285g(28C)、325g(30C)
最大空気圧:94PSI(28C)、72PSI(30C)
3プライ/180TPI
入荷時期:2025年6月予定