この冬イチオシのトレーニングアイテム wahoo KICKR & ELEMNT ROAM
目次
現実の風量や勾配を変化させる独自の機器を展開し、1ブランドで全てのニーズに応える気鋭のワフーから、2つの注目製品を紹介!
もう外を走らなくていい!?
先進的サイクリング関連デバイスを展開するアメリカのワフー。最大の特徴はその〝エコシステム〞にある。同社製品の中には、例えばアプリ上の走行状況に応じ風量を自動で変化させる「キッカーヘッドウィンド」、同じく勾配を変化させる「キッカークライム」などがあり、関連製品と連携して使うことで、1ブランドであらゆるインドアサイクリングのニーズに応えてしまうのだ。
今回は、そんなワフーの最上位スマートトレーナーの「キッカー」、そして2019年に新登場のGPSサイクルコンピュータ「エレメントローム」を試してみよう。
滑らかでリアルな走行フィーリングを実現
KICKR ◎キッカー
DATA
価格/15万2550円(税抜・シマノ11速カセットスプロケット付属)
寸法(脚を開いた状態)/長さ540mm×幅710mm×高さ470mm ※高さは700Cセット時
重量/21kg
対応エンド/130-135mmクイックリリース、12×142mmスルーアクスル、12×148mmスルーアクスル
最大シミュレーション勾配/20%
出力計測精度/誤差±2.0%
まずはキッカー。何度も試乗しているのだが、改めて試してみて「やはり頭一つ抜け出ているな」と実感。負荷の掛かり方は得も言われぬ気持ち良さで、他社の追随を許さない滑らかさと実走感だと感じる。静粛性も申し分ない。インドアトレーナーに乗っていることを忘れるほどだ。
高い実走感を再現する大型フライホイール
ディスクブレーキのキャリパーと干渉しにくい構造
次にエレメントローム。物理ボタンのみのシンプルな操作で、ライド中の誤操作を生みにくいのがいい。キッカーとペアリングさせ、ワークアウト機能も試してみたが、これもかなり便利。タブレット等とアプリを用意しなくても、これがあればすぐスマートトレーナーの機能が楽しめるのが利点だと感じた。
ハイエンドのGPSサイクルコンピュータ