カラクルのスズカエンデューロ優勝仕様「カラクルS」ドロップバー+451モデル限定発売
テック・ワンは、スズカエンデューロ優勝の最速小径車「CARACLE S」待望のドロップハンドルモデルを限定発売する。
「世界最小」の折りたたみ自転車 『CARACLE S』。他社の16インチ車や14インチ車よりも小さく折りたため、無料航空輸送が可能なスーツケース (3辺合計 158cm未満に収まる唯一の実用自転車。コンパクトなだけでなく、ロングホイールベースやBB周辺の高剛性というフレーム設計に加え、シマノ製を始めとする軽量・高品質パーツの搭載で、極小サイズと裏腹の「 飛び抜けた走行性能 」も備えている。
とは言え、走行性能は数値化が困難。 そこで、テック・ワン従業員で「チーム CARACLE」を結成したものの、ほとんどがスポーツ車経験1年未満。そんな素人集団がカスタマイズとトレーニングを重ねて、わずか2年でスズカエンデューロの小径車クラス優勝を成し遂げた。 総合でも上位 8.7% に入り、ロードバイクの9割以上を置き去りにする走行性能を実証したのだ。
チーム CARACLEは、このほかにもブルベ 200km完走や、マウンテンサイクリング in 乗鞍 1時間13分台と次々と実績を上げている。 もはや「ライバルは折りたたみ車や小径車ではなく、ロードバイク」という水準に達している。
レース用カスタマイズを重ねる中でチーム員の意見が一致したのは、 CARACLE Sは ドロップバーで「化ける」こと。フラットバーでもよく走り、よく上る自転車だが、ドロップ化でスポーツ性が一気に向上する。
とは言え、ドロップバーモデルの市販にはパーツの互換性や折りたたみ機能との両立が課題とった。時間を要したが、フレームにキャリパーブレーキ台座を設けることで互換性問題を解決。加えてロード用ブレーキ装着時に、20インチ WO(ETRTO 451) ホイールを使用できる設計とした。これにより、スズカ優勝仕様を上回る走行性能が期待できる。
コンポーネントもグレードアップして、シマノ・ティアグラで10速化。ブレーキ本体はさらにハイグレードの105 (BR 5800) を装着(数量限定)。アルミ製 BBシャフトの超軽量 4アームクランクに、ナローワイドチェーンリングを装着。ブレーキレバーとシフターの分離で、不要な左シフターによる重量増を防止。
これらの工夫でドロップバー 451化にも関わらず、 車重をフラットバーモデル (rev.3 スポーツ)と同等の約 9.7kg に抑えた。 オプションのカーボン製シートポストや軽量タイヤチューブ に交換すれば、車重 9.5kgの達成も可能。
ドロップバー+451化でも、追加航空料金不要サイズの専用スーツケースに収納可能。ロードバイクと遜色ない走行性能を、海外にも無料で簡単に携行できる。2020年5月から、東京以西の新幹線で3辺合計 160cmを超える荷物は予約または追加料金が必要だが、制約されない唯一のドロップバー車でもある。
残念ながら走行性能向上の代償として、折りたたみ手順がかなり複雑になる。初心者やちょい乗りには不向きかもしれないが、「飛行機や新幹線で気軽に運べるロードバイクレベルの自転車が欲しい」という人には唯一の選択肢。
また、折りたたみ機能は不要でも「ロードバイクを喰える小径車が欲しい」という人に、過去最高性能の CARACLE S は強力な武器になる。『スズカ ・ リミテッド』なら、「折りたたみ自転車」という枠を飛び出した走行性能を無改造で体験できる。
CARACLE-S rev.3 スズカ・リミテッド
スズカ優勝のドロップバー仕様+451ホイール化
・折りたたみサイズ世界最小のドロップハンドル車
・折りたたみサイズ世界最小の451ホイール車
・スーツケース収納可能 [追加料金無しで飛行機積載]
・コインロッカーに収納可能 [451車唯一]
・超軽量9.7kg
・ベースコンポはシマノ・ティアグラシリーズ [10速]
・ブレーキアーチはシマノ105にグレードアップ [数量限定]
・超軽量4アームクランク [50Tナローワイドチェーンリング]
・発売予定: 2020年1月下旬
・価格: 17万円(税抜)
https://www.caracle.co.jp/cs20r3dr