クレストヨンド「チタンの鎧」新登場！革新的な自転車の駆動系コーティング

2020.01.09
新製品

「ガラスの鎧」でおなじみのクレストヨンドが、全く新しい自転車の駆動系コーティング「チタンの鎧」をリリースした。

「チタンの鎧」は、宇宙開発技術から産まれた最先端ナノテクノロジーを自転車に応用したもの。世界初・シングルナノの酸化チタン粒子が分子間力（ファンデルワールス力）で付着している。
※ シングルナノ＝5ナノ以下のサイズ。1ナノは1ミリの百万分の一

ここまで小さくなると重力の影響はほぼ皆無。そのため一般的にコーティングと言われるものに必要とされるバインダー（対象物にくっつけるための接着剤の役割をするもの）が必要ない。

ファンデルワールス力は結合力としてはそれほど強くない。でも、そのおかげで表面をチタンナノ粒子が自由に動きチタンナノ粒子自体が小さなベアリング作用を発揮。そして、外的な力が加わり一度離れてもまた付着するので長寿命を実現している。

体感できる効果としては、低トルク時はフリクションも低減し、高トルク時はギアとチェーンがガッチリと噛み合うイメージ。そのため滑るようにシフトチェンジができ、より少ないパワーでスピードを上げることが可能となる（外部機関による抵抗測定装置のテストでは気温20℃、ケイデンス130rpm、40km走行時に10ワットのフリクション軽減を確認）。

また酸化ナノチタンによる優れた自浄効果が付与されている。さらに帯電防止効果も確認済み。

チタンの鎧

ブルベ第一人者の三船雅彦さんも「シフトも明らかにスムーズで、漕ぎ出し、一定負荷での走行が一番効果がわかりやすい。ヒルクライムやタイムトライアルでは抜群。へたなカーボンホイールは要らない。しかし驚きの耐久性。ギヤの寿命が延びているのが実感できる。マジで自分の自転車は全部コーティング済みにしておきたい。デメリットが存在しない。ヒルクライム、確実にタイムが上がる。もう手放せない！」とコメントしている。

この革命的な先進駆動系コーティングは2020年2月より受注開始予定。