ハイクオリティベアリングブランドKOGELが「T47規格ボトムブラケット」「KOLOSSUS」を発表
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ハイクオリティベアリングブランド「KOGEL」が新製品「T47規格ボトムブラケット」「KOLOSSUS」ビッグプーリーキットをリリースした。
KOLOSSUSのブラックとT47のBBは2020年2月中旬、KOLOSSUSのゴールドとレッドは3月中旬より発売予定。
T47規格ボトムブラケット
セラミックベアリング搭載のT47規格のボトムブラケットは市場にも選択肢が少ない状態。昨年リリースしたイタリアンスレッドのDUBクランク用セラミックベアリングBBはほぼ独占状態で、ピナレロにスラム AXSを組む場合のグレードアップパーツとしてヒット商品となった。
今回、新たにT47規格のBBが追加。本来の86.5mm幅のシェルとTREK規格となる85.5mm幅のシェルの両方に対応。クランクは24mm径のシマノ規格、30mm径クランク、Sram規格(GXP/DUB)などほとんどのクランク規格に対応。
ボトムブラケットの着脱にはパークツールBBT-47などの専用工具が必要。
T47-i24/GXP for SHIMANO, Sram GXP cranks
T47-i30 for 30mm spindle cranks
T47-iDUB for Sram DUB cranks
価格 : 2万6000円(税抜)
カラー : ブラック
オンロード用のRoad、オフロード用のCrossと2種類のベアリングシールタイプを用意。
KOLOSSUS
KOGELが満を持して投入するビッグプーリーキット。コロッサスとはギリシャ語で巨大な像という意味。目指したのは強度と剛性を備えたビッグプーリーだ。
Kolossosのアルミ製プーリーケージの強度は他社の類似商品の3倍、純正の2倍となる。その高強度ケージにより、たわみを抑えて変速精度(特に変速タイムラグ)を損うことなくプーリーの大径化を実現。
下側の大径テンションプーリーの歯数は19丁(ガイドプーリーは12丁)で、チェーンのたわみや湾曲抵抗、プーリーの回転スピードを抑えることで駆動ロスが低減されパワー伝達効率が向上。メカニカルだけでなくDi2にも対応。
プーリーのベアリングはボトムブラケットと同じハイブリッドベアリングを採用。ショート(SS)、ミディアム(GS)どちらのディレイラータイプにも装着可能。その場合のカセットのローギアは最大32丁まで。GRXやRX800へ搭載する際のディレイラーのクラッチ機構や1xセットアップ由来の抵抗を削減。
プーリーの大径化でチェーン保持力が向上、汚れに強いCROSSシール仕様のハイブリッドベアリング搭載でオフロード走行でも性能を発揮する。(CX, Gravel仕様)
Oversized Derailleur Cage for road bike-(R9100, R8000対応)
Oversized Derailleur Cage for CX, Gravel-(GRX, Ultra RX800対応)
価格 : 4万9000円(税抜)
カラー : ブラック/ブルー、Fire Engineレッド、Midasゴールド