キャニオンとDTスイスがコラボ「ラックス CF SLX 9.0 DT LTD」世界32台限定発売
キャニオンとDTスイスによるコラボレーションの最新の成果となるクロスカントリーマウンテンバイク「ラックス CF SLX 9.0 DT LTD」が発表された。
DTスイスの新製品「232 One」シリーズを搭載するこの完成車は、製品名にちなんで世界限定32台のみ生産される。この限定モデルは新製品「232 One」シリーズの発表を記念するとともに、キャニオンとスイスのプレミアムコンポーネントメーカーとの、長きにわたるパートナーシップを祝福するものとなる。
これまでもDTスイス製品はマウンテンバイクからロードバイクまで、数多くのキャニオン完成車に搭載されてきた。その理由はこのスイスメーカーの機能最優先の設計哲学、信頼性、そしてレース結果で実証されている高性能にある。
キャニオンと共有されるこれら理念により、両社では長年エンジニア、デザイナー、そしてプロダクトマネジャー達の交流が育まれ、互いの製品開発に好影響を与え合ってきた。その最新の成果が、今日発表されたクロスカントリーマウンテンバイク用コンポーネントのハイエンド「232 One」シリーズ。
キャニオンはこのプロジェクトに開発初期から関わり、特に革新的な「D 232 One」超軽量倒立型ドロッパーポスト(トラベル量60mm)の製品化に重要な役割を果たした。この製品は重量わずか369gであり、最先端のクロスカントリーライド、またクロスカントリーレーススタイルのベンチマークとなる。
「ラックス CF SLX」はマテュー・ファンデルプールやポリーヌ・フェランプレボといった世界トップクラスのクロスカントリーレーサーに愛用され、ワールドカップをはじめとした最高峰レースでの勝利により、すでにその性能が実証されている。
今回「ラックス CF SLX 9.0 DT LTD」完成車仕様として装備されるコンポーネントは、最新のDTスイス「232 One」シリーズに加え、ハイエンドのコンポーネントを装備し完成車平均重量は10.1kg。
現代のクロスカントリーマウンテンバイクに求められる多用途性、そして高難易度なコースでの走破性を備える最新設計で、ワールドカップレベルのクロスカントリーレースから、シングルトラックのトレイルライド、さらにはSDA王滝のような長距離レースでの上位入賞を狙えるバイクに仕上がっている。
スイスのトップクロスカントリーマウンテンバイクライダーであるルーカス・フルッキガーが、「ラックス CF SLX 9.0 DT LTD」とほぼ同様のセットアップで2020シーズンのワールドカップに参戦。また東京2020への出場を目指している。
ラックス CF SLX 9.0 DT LTD
フレーム:CANYON ラックス CF SLX
フロントサスペンションフォーク:DT SWISS F 232 One トラベル量110mm
リヤショック:DT SWISS R232 One トラベル量100mm
ドロッパーポスト:DT SWISS D 232 One トラベル量60mm
ホイール:DT SWISS XRC 1200フルカーボンホイール(リム幅30mm)
コンポーネント:SRAM XX1 Eagle AXS
タイヤ:Maxxis IKON 2.35″(フロント)、Aspen 2.25″(リア)
完成車平均重量:10.1kg
価格:83万9000円(配送料別・税抜)
キャニオン公式ストア「ラックス CF SLX 9.0 DT LTD」特設ページ