キャニオン・アルティメットCF EVO 2020モデル発売。ディスクブレーキ完成車6kg!
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キャニオンからリムブレーキ完成車(5.67kg)、ディスクブレーキ完成車(6.00kg)のアルティメット CF EVO 2020モデルが発売される。
キャニオンは、最先端の技術と高い品質を、これまでにない価格で提供することをモットーとしている。それによりさらに多くのサイクリストが高性能な製品を使用でき、サイクルスポーツの素晴らしさをもっと体感できるようになる。
しかし価格設定に制限を設けずバイクを開発できるとしたら、どんな製品を創り上げることができるだろうか?そこで本当の意味で究極のバイクを生み出すために、キャニオンエンジニアチームに自由な手綱を与えた。その結果が究極(=アルティメット)をその名に持つアルティメットシリーズの頂点、アルティメット CF EVOとなる。
アルティメットは、世界最高峰のロードレースシーンで長年に渡り成功した歴史を持つ、オールラウンドレースバイクの系譜。2度の世界選手権(2009, 2018)と3つのグランツール(ジロ・デ・イタリア2014, 2019、ブエルタ・ア・エスパーニャ2016)総合優勝をはじめとした、数多の勝利を挙げてきた。
これらレースでプロ選手たちへ供給されてきたのはアルティメット CF SLXクラスだが、そのネクストレベルとしてアルティメット CF EVOが開発された。
耐久性、剛性、快適性、使い勝手の面で妥協することなく、そしてさらにSLXクラスよりも圧倒的に軽量。さらにアルティメット CF EVOはツール・ド・フランス2019でチームカチューシャのイルヌール・ザカリンにより全ステージで使用されており、実戦における信頼性が証明されている。
EVOはそのユニークなカーボンレイアップとエンジニアの経験、専門知識、情熱により、ごく少量のみが生産される。その重量は、リムブレーキ仕様はフレーム665g、フォーク270g。ディスクブレーキ仕様はフレーム675g、フォーク285g(いずれもMサイズ平均重量)。
しかし、EVOの魅力は単なる数値上の軽さだけではない。フレームは、カーボン素材そのものの美しさを引き出すため、ごくミニマルなアートワークを施した。そして、その完成車仕様はプロダクトマネジャーが厳選したパーツを採用。最先端、また超軽量で最高品質のパーツのみがアルティメット CF Evoに搭載される。
また自分でパーツを選び、夢の軽量バイクを組み上げたいサイクリストのために、フレームセットでの販売も行う。
アルティメット CF EVO完成車仕様
アルティメット CF EVO 10.0 SL | アルティメット CF EVO Disc 10.0 SL | |
メインコンポーネント | SRAM RED eTap AXS | SRAM RED eTap AXS |
ブレーキキャリパー | THM Fibula | SRAM RED HRD |
パワーメーター | Quarq DZero | Quarq DZero |
シートポスト | Schmolke TLO UD Carbon | Schmolke TLO UD Carbon |
サドル | Selle Italia SLR C59 | Selle Italia SLR C59 |
ホイールセット | Zipp 2020 NSW Carbon Clincher | DT Swiss PRC 1100 24 25Y |
タイヤ | Schwalbe Pro One TT | Schwalbe Pro One TT |
完成車平均重量(Mサイズ) | 5.67kg | 6.00kg |
価格(税抜・送料別) | 86万9000円 | 89万9000円 |
アルティメット CF EVOフレームセット仕様
アルティメット CF EVOフレームセット Electrical | アルティメット CF EVO フレームセット Mechanical | アルティメット CF EVO Discフレームセット | |
用途 | 電動コンポーネント専用 | 機械式コンポーネント専用 | 電動コンポーネント専用 |
コクピット | H36 Aerocockpit CF | H36 Aerocockpit CF | CP20 Evocockpit CF |
シートポスト | S14 VCLS 2.0 CF | S14 VCLS 2.0 CF | Schmolke TLO UD Carbon |
平均重量(Mサイズ) | 1.60kg | 1.60kg | 1.51kg |
価格(税抜・送料別) | 36万9000円 | 36万9000円 | 44万9000円 |