ストラバがリーダーボードやルートビルダーを有料化

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サイクリスト&ランナー向けのアクティビティ管理SNSアプリ「ストラバ」は、本日5月19日より一部機能の有料化を発表した。
有料化される機能は以下

・セグメント:リーダーボード(各計測区間の順位表)
・アクティビティマッチ:ラン&ライド(自分がいつも走っているトレーニングコースの成果比較)
・トレーニングログ:Android&iOS(新機能)(携帯端末でもより見やすく)
・ルート:ルートビルダー(コース作成機能)

これに伴い、これまで有料コンテンツの名称であった「Summit」ブランドを廃止、統合している。なお、60日間の無料期間が付いているので、しっかりと機能に納得してから課金の判断ができる。料金は1年間一括払いの場合は月額525円、月単位の支払の場合は月額800円だ。

 

リーダーボードはトップ10のみ無料で閲覧可能

ストラバ上では、世界中にセグメント(計測区間)が設定され、その区間タイムのランキングを出す機能「リーダーボード」がある。この機能が自分のランキングおよび、最新のトップ10以外を閲覧する場合は、今回の有料化対象となる。ストラバ上のフォロワーとの順位関係や、他のユーザーが何位なのかを確認する場合がそうだ。

 

アクティビティマッチ:ラン&ライド

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同じルートを走った時、過去の自分と実績を比較することができる機能が「アクティビティマッチ」。いつも走っている周回コースや、通勤で走っているコースでの記録を長期的に比較することができる。同じコースで比較することで、自分の調子を一目で把握することができる。

 

トレーニングログ

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そして、日々の活動を一覧で見ることができる「トレーニングログ」。これらも有料化される。ランニングもサイクリングも楽しむユーザーはそれぞれのアクティビティごとにログを確認することができる。また「通勤」などのセグメントでログをソートすることもできる。

以前はRun・Ride・SwimのみウェブとAndroidアプリで確認することができたが、iOSにも対応。より多くのモバイル端末からトレーニングログを確認することができるようになった。

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トレーニングログを確認するモバイル画面

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1か月のトレーニング進捗状況画面

 

 

ルートビルダー

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サイクリストの間で、絶大な人気を誇ったルートラボがサービスを終了してしまった今。代替サービスの候補の一つがストラバの「ルートビルダー」機能だ。ストラバユーザーのログを元にサイクリング、ランニングに最適なルートを提案してくれる。初めて走るルートでも、各アクティビティに適しているであろうルートを知ることができるのだ。

また、路面状況や、勾配といったフィルターを設けてルートを作成できるほか、指定したセグメントを経由するルートを引くこともできる。

 

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過去自分が走ったルートを、再度走るためにルートとして保存することもできる