リーズナブルなコンポーネントブランド「センサー」が正式に日本上陸
スラムの技術者が独立して始めた中国のコンポーネントブランド、SENSAH(センサー)。ロードバイク、グラベルロード、MTB、ミニベロ用のシフターとディレーラーをラインナップしている。特徴は、ロード用ではブレーキレバーとシフトレバーを1本化していることと、コストパフォーマンスが高いこと。ロード用の最上位グレードである2×12速の「EMPIRE PRO(エンパイアプロ)」の価格は、アルミ製の左右レバーが片側7000円(税抜。カーボンなら1万3000円)、フロントディレーラーが2300円(税抜)、リヤディレーラーが1万500円(税抜)だ。日本にはアマゾンのネット通販で上陸していたが、このたびハイパーホリックが取扱いを開始した。
ロード用コンポはリヤ12、11、10、9、8速、MTB用コンポは13、12、11、10、9、8速がある。スプロケットとチェーンは基本的にシマノのものに対応している。最も安いコンポーネントは、MTB(フラットバー)用で3×7速の「MX7-A」。左右のシフターと前後のディレーラーを合わせて2600円(税抜)だ。必要にして十分な性能で強度もあるという。いま通勤用などで自転車が見直されているが、乗らなくなってしまったクロスバイクを復活させたり、グラベルロードのコンポを付けて現代風にカスタムするのにも向いている。
製品のアップデートが早く、紙のカタログが作れないほどだという。発売は未定だが、電動コンポもすでに完成している。