マヴィック・クロスマックスに新作登場! 軽くて堅牢なMTBホイール
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ロードホイール「コスミック」シリーズの刷新を発表したばかりのマヴィックから、今度はMTBホイールの新作情報が発表された。クロスカントリーレースでの使用を目的としたモデル「クロスマックス」シリーズが、より軽く堅牢になって新登場だ。
リムを大幅に軽量化
トップモデルのクロスマックスSLアルティメットは、フルカーボンリムを採用。軽量化のために「アダプティブレイアップテクノロジー」という技術を採用し、リムのスポークニップルを取り付ける部分のみ、カーボンの積層を増やして強化。それ以外の部分を薄くすることにより旧作のクロスマックスプロCリムより70gの軽量化を達成。このリムはUST=チューブレスレディタイプだが、ニップルホールをなくすことでリムテープを不要とし、30g軽量化している。これらの軽量化によって、反応性をアップ、上りでアドバンテージを獲得している。
フリーボディは、マヴィックのハイエンドモデルの定番であるID360を採用。24ラチェットのかみ合わせを持ち15度ごとにかみ合う。シマノ11速用HGボディのほか、シマノ12速用マイクロスプライン、スラムXDボディに対応する。
スポークパターンも見直し、前後左右で同じ長さのスポークを使用。スポーク破損時のメンテナンス性を向上している。ホイールを購入すると、予備のスポークが2本付属する。
クロスマックスSLアルティメット
価格:27万5000円
重量:1340g
ハブ:前/15×110mm、後/12×148mmブースト規格、ID360
リム:フルカーボンフックレスチューブレスレディ、29インチ
リムハイト:25mm
リム内幅:25mm
スポーク本数:24本
クロスマックスSLR
セカンドグレードのクロスマックスSLR。ハブはSLアルティメットと同じくID360。リムは上位モデルとは異なるカーボンレイアップのものを採用しており、重量は増えるがコストパフォーマンスが高い
価格:17万5000円
重量:1570g
ハブ:前/15×110mm、後/12×148mmブースト規格、ID360
リム:フルカーボンフックレスチューブレスレディ、29インチ
リムハイト:28mm
リム内幅:26mm
スポーク本数:24本
クロスマックスXLR
上位2モデルがレースをターゲットにしているのに対して、トレイルライドをターゲットにしたホイール。こちらもフルカーボンリムで、29インチと、27.5インチの2種類が用意される
価格:17万5000円
重量:1610g(29インチ)、1490g(27.5インチ)
ハブ:前/15×110mm、後/12×148mmブースト規格、ID360
リム:フルカーボンフックレスチューブレスレディ、29インチ/27.5インチ
リムハイト:22mm
リム内幅:30mm
スポーク本数:24本