ノースウェーブから履きやすいロード用ウインターシューズ 3種が登場

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ノースウェーブから新作のロード用ウィンターシューズ3種が登場。特徴である防水防風素材のゴアテックスと柔軟なネオプレンハイカットのコンセプトは継続し、それに加え脱着のスムーズさを改良したのが今回の3モデルとなる。

エクストリーム R GTX

ノースウェーブ・エクストリーム R GTX:ブラック

エクストリームR GTXは春夏用のセカンドグレードのロードシューズをベースとしたウィンター仕様モデルだ。アッパー内側には程よい起毛加工を施したゴアテックスデュラセームケルビン素材を採用している。-105℃の温度帯での使用を想定した素材ながらも、シューズ内の湿気を外へ放出する湿度調整にも優れているため、長時間の使用でもシューズ内部を快適に保てる。アウトソールはグラスファイバー素材をメインとしつつも、ペダルエリアにフルカーボンを設置することで確かなパワー伝達を実現した。剛性指数は“12”とトップモデルの次に高い数値となり、レースからハードなトレーニングまで対応している。土踏まず部分をサポートするアナトミカルアーチサポート構造も採用されている。

EXTREME R GTX

価格:4万円(税抜)
カラー:ブラック
サイズ:39〜44

セルシウス R アークティック GTX

ノースウェーブ・セルシウス R アークティック GTX :ブラック

ノースウェーブ・セルシウス R アークティック GTX :アントラ/リフレクティブ

セルシウス R アークティック GTXはミドルグレードのロード用ウィンターシューズである。シューズの内側に用いられる素材は大胆な厚手起毛のゴアテックスコアラを採用している。これはもともと厳冬期の登山靴用に開発されたゴアテックス素材で、氷点下10℃まで対応する抜群の保温性を有している。さらに爪先部分には追加の防寒加工も施されている。またアウトソールはナイロンにカーボン補強を加えた剛性指数“8”の適度なしなりを生む。

CELSIUS R ARCTIC GTX

価格:3万4000円(税抜)
カラー:ブラック、アントラ/リフレクティブ
サイズ:37〜44(ブラック)、39〜44(アントラ/リフレクティブ)

セルシウス XC GTX

ノースウェーブ・セルシウス XC GTX:ブラック

ノースウェーブ・セルシウス XC GTX:ブラック/リフレクティブ

セルシウス XC GTXはシマノ・SPD用でオフロード仕様のウィンターシューズだ。シューズ内側に使用されるゴアテックス素材は薄手起毛のゴアテックスピケを採用している。適応温度帯は-315だ。シクロクロスなどアグレッシブなシーンで発熱するようなシチュエーションにぴったりなモデルである。爪先や土踏まず部分、かかと周りには補強が加えられており、オフロードで傷つきやすい部分のプロテクション性能を確保している。ソールの剛性指数は“8”でカーボン補強を加えたナイロンソールとなっている。ナチュラルラバートレッドは高いグリップ力を誇る。

CELSIUS XC GTX

価格:3万円(税抜)
カラー:ブラック、ブラック/リフレクティブ
サイズ:39〜44

シューズを脱着する際に引っ張るループが1つから2つになったことで開口部を広げやすくなった。履く時はこのループを前後縦に引っ張り、ソックスを履く感覚で足を入れるとよりスムーズに足を入れられる

クライマフレックスカラーとアッパーの縫製箇所を極力センターから遠ざけ、柔らかなネオプレン部分の面積を拡大することで、足入れが格段にしやすくなった

3モデルとも、インソールには保温性に優れるEVA+アルミニウムを4層構造にして起毛を施したウィンターシューズ用のインソールが用いられている

ノースウェーブのウインターシューズの特徴はハイカット部分のクライマフレックスカラー構造と、それらに用いられるゴアテックス社の素材にある。シューズにソックスが合体したような形状は、ハイカット部分に柔らかいネオプレン素材を使用することで、足首の自由度を保ったまま快適なペダリングが可能だ。さらに、クライマフレックスカラーにはゴアテックス社の防風防水メンブレンゴアテックスラトゥラ素材を使用し、真冬のライドでも冷風や雪の侵入を防ぎ、足を暖かく快適に保つ。このメンブレン+ネオプレン部分は足首部分だけではなく、足の甲まで続いており、高い防風性能に加え包み込むようなフィット感を実現している。