2021最新サイクリング用オーダーウェア特集【ウエイブワン】
目次
サイクリング用オーダーウェアブランドのウエイブワン(WAVE ONE)から、最新のおすすめアイテムをピックアップし、紹介しよう。
上下一体型ワンピース「デュアルスーツ」
半袖ジャージとショーツが上下で一体化したワンピースタイプのオーダーウェア。半袖ジャージ部分にはトップ選手に供給する最上級品「レジェフィットプロ半袖ジャージ」のパターンを採用。ショーツ部分には「レジェフィット75パンツ」の仕様を組み合わせる。従来のワンピースに比べて上体を起こしやすくなり、またバックポケットも標準装備するため、長時間のエンデューロレースやロングライドにも向くオールラウンドなアイテムとなっている。ウエイブワンが培ってきた技術を集大成させた一着だ。
筆者は身長177cmでかなり体が細いものの胴長短足で腕の長い日本人的な体型だが、着用してみると非常にフィット感が高かった。日本のブランドらしく、日本人の体型に合った設計となっているようだ。
「レジェフィットスピード半袖ジャージ」&「レジェフィット75パンツ」
「レジェフィットスピード半袖ジャージ」は、ウエイブワンのオーダー半袖ジャージのトップモデル。レースに最適化された設計で、エアロダイナミクスを高めたストライプ状の生地「スピードライン1.3」が配される。袖丈は長めでカットオフとなっており、襟も大胆にカットされたレーシーな仕様だ。
「レジェフィット75パンツ」は、レースからサイクリングまでオールラウンドに活躍する定番アイテム「レジェフィットサイクルパンツ」の裾を75mmのグリッパーテープ仕様にしたショーツだ。よりタイトなフィット感が得られ、そうした着心地を好むサイクリストに最適な一着である。
伸縮性があり空気抵抗の少ないウインドブレーカー「ウインドテックジャケット」
ウィンドブレーカーとしてはやや生地が厚めで、防風効果が高くある程度の防水効果も持っている。その一方で重量は従来のウィンドブレーカーと同等に抑えられ、コンパクトに折り畳むことも可能。ストレッチ性も高くスリムなシルエットを実現する。生地の表面はしっとりとした質感で、ウィンドブレーカーにありがちなシャカシャカと嫌な音を立てにくいのも特徴だ。
コストパフォーマンスに優れたワンピース「Zスピードデュアルスーツ」
価格を抑えたラインナップ「ジーライン(ZEE_LINE)」の上下一体型ワンピース。冒頭で紹介した「デュアルスーツ」の高機能を受け継ぎつつも、より求めやすいプライスを実現している。「デュアルスーツ」に同じくワンピースタイプながら上半身を起こしやすいので、レースはもちろん、ふだんのロングライドでも活躍する。
ウエイブワンについて
日本のオーダーウェアブランド。代表的なジャパンブランドの一つと言える存在で、国内生産による品質とサービスの高さから人気が高い。国内プロロードレーシングチームへの供給も行っている。オリジナルウェアブランドの「カペルミュール(KAPELMUUR)」も展開し、そちらでも有名だ。
通常のラインナップである「オリジナルライン」に加え、海外生産で仕様に工夫を凝らして価格を抑えた「ジーライン」がある。