グスト2022モデルはリムブレーキのロードバイクが登場

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カーボン専門ブランドのGUSTO(グスト)から、2022ニューモデルが発表された。リムブレーキのロードバイク「レンジャー」シリーズと「コブラ」が登場し、「レンジャーディスク」と「デューロ」は継続する。

 

レンジャーシリーズ

2021モデルの「レンジャーディスク」は、リュブリャナ・グスト・サンティックが実戦に使用したフラッグシップモデル「チーム」〔2018年ツール・ド・ラブニールで優勝したタデイ・ポガチャル(現UAEチーム・エミレーツ)が使用していたフレーム〕をベースに改良が加えられたロードバイクだ。基本設計はそのまま残しつつ、剛性、反応速度をより高めたレーシングモデルで、開発には、2018年台湾チャンピオンでもあるスプリンターのポン・ユエンタンがテストプレイヤーとして携わっている。

そのレンジャーディスクにリムブレーキモデルの「レンジャー」が追加された。フレームは同じだが、コンポーネント、ホイール、カラーが異なる「チームリミテッド」「レジェンド」「エボ」「スポーツ」の4種がある。

レンジャーチームリミテッド(レンジャーTL)

コンポーネントにはシマノ・アルテグラを使用し、ホイールはアタッキのオリジナルカーボンクリンチャーを標準装備している。アタッキのカーボンホイールは、低風力と空力特性を備えた設計となっており、その表面は加速時にはホイールによる乱流を抑え抵抗を相対的に減少させる効果をもつ。

RCRレンジャーTL

グスト・RCRレンジャーチームリミテッド

RCRレンジャーTL

フレームには、右側のBB、シートステー、チェーンステーの剛性を向上させる非対称バランス技術が用いられている。カラーリングも非対称

Ranger Team Limited
価格:33万5000円
カラー:チームゴールド
フレーム&フォーク:インネグラ/ T-1000
コンポーネント:シマノ・アルテグラ
ホイール:アタッキ・オリジナルカーボンホイール

レンジャーレジェンド

コンポーネントにはシマノ・アルテグラを使用し、ホイールはフルクラム・レーシングゼロを標準装備している。

RCRレンジャーレジェンド

グスト・RCRレンジャーレジェンド

RCRレンジャーレジェンド

Ranger Legend
価格:36万円
カラー:グラファイト
フレーム&フォーク:インネグラ/T-1000
コンポーネント:シマノ・アルテグラ
ホイール:フルクライム・レーシングゼロ

レンジャースポーツエボ

コンポーネントにシマノ・105を使用し、ホイールはカンパニョーロ・ゾンダを標準装備している。

RCRレンジャーエボ

グスト・RCRレンジャーエボ(レッド)

RCRレンジャーエボ

Ranger Sport EVO
価格:27万2000円
カラー:レッド、グラファイト
フレーム&フォーク:インネグラ/T-1000
コンポーネント:シマノ・105
ホイール :カンパニョーロ・ゾンダ

レンジャースポーツ(レンジャーSP)

コンポーネントにシマノ・105を使 用し、ホイールはカンパニョーロ・カリマを標準装備している。

RCRレンジャースポーツ

グスト・RCRレンジャースポーツ(グラファイト)

Ranger Sport
価格: 22万8000円
カラー:グラファイト、レッド
フレーム&フォーク:インネグラ/T-1000
コンポーネント:シマノ・105
ホイール:カンパニョーロ・カリマ

レンジャーシリーズのジオメトリー

グスト・RCRレンジャーシリーズのジオメトリー

 

コブラ

2022の新モデル「COBRA(コブラ)」は、スポーツバイク初心者向けながら、第1回ツールドとちぎで総合、山岳、スプリント全てに勝利したフレームセットをリファインしたロードバイクだ。従来のフレーム特性を残しつつ、 シートステーなどを変更しながら、コンポーネントにはシマノ・105を使用している。塗装のデザインはコブラ用で、ブレーキはリムブレーキのみ。

コブラ

グスト・コブラ(ゴールド)

コブラ

レンジャーシリーズとは異なりカラーリングは対称

コブラ

グスト・コブラ(レッド)

COBRA
価格:19万8000円
カラー:ゴールド、レッド
フレーム&フォーク:T-800
コンポーネント:シマノ・105
ホイール:アタッキ・オリジナルアルミホイール リム高30mm ※RangerDisc

コブラのジオメトリー

グスト・コブラのジオメトリー