【レイザー/プロ】2021 Tour de France ツール注目機材Pick Up

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  • photo Kei TSUJI/BettiniPhoto©︎2021

Presented by SHIMANO

ツール・ド・フランスは、人と人、人と自然、チームとチームのぶつかり合いだが、最新の高性能機材が鎬を削る場でもある。今年のツールに投入されたレイザーのヘルメットとプロのサドルをピックアップして解説する。

 

LAZER BRAND INFO

1919年に創業したベルギーのヘルメットメーカー。ヨハン・ムセーウ、パオロ・ベッティーニ、ロビー・マキュアンなどの名選手に愛用されてきた。日本人に合うアジアンフィットも数多く展開。

ジェネシスAF

 

190gの軽量ヘルメットでモン・ヴァントゥを制す

ジェネシスAF

マットグレーブルー

ジェネシスAF

レッドブラック

ジェネシスAF

マットチタニウム

GENESIS AF
ジェネシス アジアンフィット
価格/2万5300円

Spec
サイズ/S、M、L(フラッシュイエローのみM、L展開)
カラー/マットブラック、ホワイトブラック、マットチタニウム、レッドブラック、フラッシュイエロー、マットブルーグレー
重量/190g(Sサイズ)

ヘルメットに要求される性能がますます高くなっている今、ユンボ・ヴィスマはレイザーを選んだ。ウァウト・ヴァンアールトは、最軽量モデルのジェネシスを被り、モン・ヴァントゥを2度上る第11ステージで優勝。酷暑に対応できる通気性、山岳で効く軽さ、時速100kmを超える下りで必要な安全性。その全てを備えたジェネシスだからこそ、ウァウト・ヴァンアールトはレースに集中することができたのだろう。

スフィア

レッド

スフィア

ホワイト

スフィア

ブルー

スフィア

マットブラック

SPHERE
スフィア
価格/1万4850円

Spec
サイズ/S、M、L(ブルーとマットダークグリーンイエローのみM、L展開)
カラー/マットチタニウム、ライトブルーサンセット、マットストライプ、ブルー、ホワイト、マットブラック、マットダークグリーンイエロー、レッド
重量/280g(Mサイズ)

高い通気性をスマートなフォルムで実現したレイザーの新作。アジアンフィットとヨーロピアンフィットの中間にあたるオールフィットを採用し、より多くのライダーにフィットする。別売のエアロシェルを装着すれば、空力性能を高めることができる。

 

PRO BRAND INFO

シマノがプロデュースする総合パーツブランド。ハンドル、ステム、ホイール、サドルなどのパーツから工具まで、高品質な製品を幅広くラインナップしており、トッププロの愛用者も多い。

プロ

 

レーシーなポジションに最適な新作

ステルスパフォーマンス

STEALTH PERFORMANCE
ステルス パフォーマンス
価格/1万6500円
Spec
重量/210g(ステンレスレール)
幅/142mm

ステルスチーム

STEALTH TEAM
ステルス チーム
価格/2万6400円
Spec
重量/170g(カーボンレール)
幅/142mm

ステルスカーブドパフォーマンス

STEALTH CURVED PERFORMANCE
ステルス カーブドパフォーマンス
価格/1万6500円
Spec
重量/210g(ステンレスレール)

ショートノーズサドルが台頭し、サドル市場の勢力図が大きく変わった現在。シェアを伸ばしているのがプロのステルスである。前作はロングライダーから選手まで幅広く愛された名作だったが、今年モデルチェンジし形状を一新。カーブドモデルも追加され、より多くのライダーにフィットするサドルとなった。この新型ステルスはチームDSMがツールで使用。若手チームのアグレッシブな走りを支えた。

ターニックスパフォーマンス

TURNIX PERFORMANCE
ターニックスパフォーマンス
価格/1万4300円
Spec
サドル幅/132mm、142mm
重量/202g(132mm)、209g(142mm)

プロのミドルグレードサドル。柔軟性の高いライダー向けのラウンドシェイプで、圧力を分散させるための穴あき構造を採用している。ゲル素材を加えたターニックスGEL、厚みのあるパッドを採用したターニックスCRMOもラインナップする。