コンチネンタルから新型ロードタイヤ「グランプリ5000S TR」が登場
コンチネンタルから、新型のロードバイク用タイヤ「Grand Prix 5000 S TR(グランプリ5000S TR)」が登場。TRはチューブレスレディのことで、同社の「グランプリ5000TL」より、スピード、パフォーマンス、サイドウォールの保護性能が向上し、装着も容易になっているという。また、フックレスリム対応で軽量化を実現している。
グランプリ5000S TRは、2019年から開発が進められ、18か月以上に及ぶテストを経て、コンチネンタルが創業150周年を迎えたことを記念して発売される。2プライ構造により、グランプリ5000TLよりも20%速く、50g軽く、サイドウォールの保護性能も28%向上。ブラックチリコンパウンドを採用し、転がり抵抗、グリップ力、耐久性のバランスを実現している。
また、新しいチューブレスレディシステムは、フックレスリムに対応し、タイヤの装着が容易になるとともに、路面へのサポート性が高まり、力強いハンドリングを可能にする。
グランプリ5000S TRは、2021年には、複数のプロチームによって、トレーニング、レース、パフォーマンスラボでテストされた。グランツールのステージ優勝者や世界チャンピオンがこのモデルを使用し、9月のロード世界選手権個人TTではフィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアズ)が、10月のパリ~ルーベではソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス)が優勝した。
カラーラインナップはブラック、ブラック/ブラウンの2色で、ブラック/ブラウンには650Bサイズも用意されている。日本では2021年内に発売される予定だ。
Grand Prix 5000 S TR
サイズ:
700×25C、28C、30C、32C
650×30B、32B(ブラック/ブラウンのみ)
重量:
250g(700×25C)、275g(700×28C)、295g(700×30C)、320g(700×32C)、280g(650×30B)、300g(650×32B)
カラー:ブラック、ブラック/ブラウン
価格:1万1500円