デローザ2022モデルはシマノ・105搭載の新型ディスクロードなどが登場

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イタリアのバイクブランド、デローザ。その2022年モデルを紹介しよう。シマノ・105を搭載したディスクブレーキロードバイク「838」や、チタン、カーボン、スチールとフレーム素材の異なるグラベルロードバイク3モデルなどが登場する。

 

838

デローザのかつてのラインナップにあった「838」という名前のロードバイクが、ディスクブレーキを搭載して再び登場する。フレーム素材はカーボン、コンポーネントにシマノ・105を採用した完成車とフレームで販売される。完成車の標準ホイールはシマノ・WH-171だが、カンパニョーロのボーラWTOシリーズに履き替えてもその性能が生かせるスペックだという。上りも下りも平坦もこなせるオールラウンダーだ。

838

デローザ・838(ブルー/ホワイトグロッシー)

838

デローザ・838(ブラック/レッドグロッシー)

838

デローザ・838(イエローグロッシー/ブラックマット)

838

デローザ・838(ステルスマット)

838のクランク

838の完成車にはシマノ・105が採用される

838のブレーキ

ディスクブレーキ仕様のみだ

838のハンドルまわり

ケーブルはセミ内装式のため、FSA以外のハンドルやステムも使える

 

838
完成車価格:49万5000円
フレーム価格:35万2000円
カラー:ブルー/ホワイトグロッシー、ブラック/レッドグロッシー、イエローグロッシー/ブラックマット、ステルスマット
サイズ:46、50、52、54、56
完成車仕様:シマノ・105 11S 、WH-RH171

 

ヘラ

チタンのグラベルロードバイク「ヘラ」は、ギリシャ神話の女神から名付けられた。カラーやサイズがカスタム可能なブラックラベルだ。

ヘラ

デローザ・ヘラ(オレンジ)

ヘラのリヤエンド

リヤエンドは3Dプリンタを用いて作られている

ヘラのフロント部分

チューブのクリア塗装の下には磨きすぎてはいないチタンの地が見える

ヘラのフロントタイヤ

展示車に装着されていたのは38Cタイヤだが、45Cまで履かせることができる

ヘラのヘッドチューブ

デローザの2022年モデルのヘッドマークはこのハートに変わる

 

HERA
フレーム価格:121万円
カラー:オレンジ、チタニウム、カスタム
サイズ:カスタム(BLACK LABEL)

 

グラベルカーボンディスク

分かりやすい名前のカーボンのグラベルロードバイクが「グラベルカーボンディスク」だ。フロントギヤは1×にも2×にもできる。

グラベルカーボンディスク

デローザ・グラベルカーボンディスク

グラベルカーボンディスクのトップチューブ

グラベルカーボンディスクのシートステー

トップチューブやシートステーにはダボ穴がある

グラベルカーボンディスクのクランク

ディレーラー台座が設けられているので、フロント1×だけでなく2×にもできる

 

GRAVEL CARBON DISK
完成車価格:99万円
フレーム価格:55万円
カラー:ディアブロ
サイズ:49、52、54、56、58
完成車仕様:カンパニョーロ・エカル13S 、フルクラム・ラピッドレッド3

 

コラムグラベル

「コラムグラベル」はスチールのグラベルロードバイクだ。BBにはねじ切り式のT47を採用している。ブラックラベルなのでカラーとサイズは好みに合わせられる。

コラムグラベル

デローザ・コラムグラベル(レッド)

コラムグラベルのBB

BBには、整備性が高く音鳴りしにくいT47を採用している

 

CORUM GRAVEL
フレーム価格:63万8000円
カラー:レッド、カスタム
サイズ:カスタム(BLACK LABEL)

 

バイパーヘイズデザインモデル

イタリア・ミラノを起点に、活動や作品をSNSで発信するアーティスト、VIPERHAZE(バイパーヘイズ)。彼と、同じミラノのブランドであるデローザとがタッグを組んで、バイパーヘイズデザインのモデルがラインナップに加わる。メラクとSKピニンファリーナをカンバスに、その世界観が表現されている。フレーム上の文字すべてがヴァイパーヘイズによる手書き。事前にデザイン画なども用意されず、何の迷いもなく書き上げられたものであるため、同じものはふたつとない。

メラクバイパーヘイズ

デローザ・メラクバイパーヘイズ

メラクバイパーヘイズ

SKピニンファリーナバイパーヘイズ

デローザ・SKピニンファリーナバイパーヘイズ

SKピニンファリーナバイパーヘイズ

MERAK VIPERHAZE
フレーム価格:110万円
カラー:サイケデリックブルー
サイズ:43、46、48、50、52、54、56

SK Pininfarina VIPERHAZE
フレーム価格:99万円
カラー:クレイジーブラック
サイズ:46、48、50、52、54、56

 

アイドルの新色

アイドルには4種の新色が追加される。UCIワールドチームのコフィディスの赤を落とし込んだ「レッドグロッシー」のみ、新しい12速のシマノ・アルテグラDi2を搭載した完成車として30台限定で販売される。

アイドル

デローザ・アイドル(レッドグロッシー)。これに12速のシマノ・アルテグラDi2が組み合わされる

アイドル

デローザ・アイドル(ピンクグロッシー)

アイドル

デローザ・アイドル(グリーングロッシー)

 

IDOL
完成車価格(レッドグロッシー):89万1000円
完成車仕様:シマノ・アルテグラDi2 12S、フルクラム・レーシング500Db
フレーム価格:44万円(ピンクグロッシー、グリーングロッシー)、57万2000円(カマレオンテ)
サイズ:43、46、48、51、53、56

 

SKピニンファリーナの新色

エアロロードのSKピニンファリーナには、イタリア語で白い煙を意味する「ビアンコフーメ」カラーが追加される。販売はフレームのみだ。

SKピニンファリーナ

デローザ・SKピニンファリーナ(ビアンコフーメ)

 

SK Pininfarina
フレーム価格:70万4000円
カラー:ビアンコフーメ
サイズ:46、48、50、52、54、56

 

メラクの新色

軽量モデルのメラク(ユーチューブのサイクルスポーツチャンネル)には、イタリア語で虹を意味する「アルコバレーノ」カラーが追加される。下塗りの塗料にフレークが混ざっているため、光を当てる角度によって色の変化が楽しめる。受注生産のフレーム販売のみだ。

デローザ2022

MERAK
フレーム価格:80万3000円
カラー:アルコバレーノ
サイズ:43、46、48、50、52、54、56

 

ネオクラシコクロモ

トラディショナルなスチールロードバイクの「ヌーボクラシコ」が名称変更。ヘッドのラグ、シートステー、チェーンステーにメッキが施されている。カラー、サイズはカスタム可能だ。

ネオクラシコクロモ

デローザ・ネオクラシコクロモ(イエロー)

ネオクラシコの前部

ネオクラシコクロモの後部

ヘッドのラグ、シートステー、チェーンステーにメッキが施されている

 

NEO CLASSICO CROMO
価格:52万8000円
カラー:イエロー、カスタム
サイズ:カスタム(ブラックラベル)

 

ネオクラシコ

クロモとは異なりメッキ部分がないタイプのスチールロードバイク。シエナの土の色をイメージしたシエナマットと、地中海の色をイメージしたアクアマリーナマットという日本限定の2色もある。

ネオクラシコ

デローザ・ネオクラシコ(シエナマット)

ネオクラシコ

デローザ・ネオクラシコ(アクアマリーナマット)

ネクラシコ

デローザ・ネオクラシコ(ブルー)

 

NEO CLASSICO
フレーム価格:39万6000円
カラー:ブルー、カスタム
サイズ:カスタム(ブラックラベル)
日本限定カラー:シエナマット、アクアマリーナマット
日本限定カラーサイズ:48、49、50、51、52、53、54