ベルギーのサイクリング用オーダーウェアブランド「ビオレーサー」。手の届きやすい価格を実現しながら、高いエアロ性能と優れた吸汗速乾性、究極の快適性を兼ね備えたICONサイクルジャージを紹介しよう。

ICON サイクルジャージ MATRIX 1万1100円 ●納期 56日〜・5着〜

リラックスフィットのリーズナブルプライスジャージ「ICON サイクルジャージ MATRIX」

ICON サイクルジャージ MATRIX 1万1100円 ●納期 56日〜・5着〜

トップ選手向け製品にも使われる高機能素材を採用し、カッティングを見直してホビーサイクリストにも着こしやすいフィット感を実現することで、究極の快適性と手の届きやすい価格を兼ね備えた新製品群ICON（アイコン）ライン。

年間1万チーム以上のサイクルジャージを自社工場で生産するビオレーサーが、日本人を含むあらゆる体型にマッチするようミリ単位での調整を繰り返し開発した新たなスタンダードラインだ。

サイクルジャージ MATRIXは、前身頃と後ろ身頃に全てのサイクリストの体型にフィットして通気性と速乾性にも優れた素材MATRIX、袖まわりに場所によって伸縮率が異なるライクラ素材を配し、エアロ性能とビオレーサーならではの優れたフィット感を両立。高い機能性をリーズナブルなプライスで実現した。レースはもちろん、日ごろの練習やファンライドでもビオレーサーのウェアの本物の機能性と快適さを実感できる。

袖の生地は素材メーカーと共同開発した、ビオレーサーオリジナルのライクラ素材。部位によって最適な伸縮性を得るために生地の畝の間隔を調整、生地のカッティング・縫製と合わせ、ぴったりとフィットしながら締め付け過ぎない最高のフィット感を生み出している。また、袖口はレーザーカットを採用し、ストレスフリーの着心地も提供する

襟は従来からのクラシックな形状ながらフィット感の良い素材に高さを抑えた設定により、上半身を前傾させて首を持ち上げる乗車姿勢でのストレス軽減も図っている

背面の裾には、しなやかで厚みのあるグリッパーを設けている。これにより、着心地の良さを損なうことなく、ライド中にウェアの裾がずり上がるのを防ぐ

その他おすすめウエア①「ICON ビブショーツ」

ICON ビブショーツ（1万5300円）●納期 56日〜・5着〜

エアロ性能と優れたフィット感を両立、毎日のトレーニングライドからロングライドまで幅広く対応可能なビブショーツ。快適な着心地のライクラ生地に、軽量で通気性と強度がアップした新メッシュビブを組み合わせ、優れた体圧分散を実現して長時間ライドを快適にする。パンツの裾には、幅広で伸縮性が高く肌への刺激が少ないレッググリッパーをフラットロック縫製で装着。快適な着心地で耐久性も高い。オプションでショーツ部分にポケットも付けられる。

ビオレーサーは、トッププロ選手からホビーライダーまで、全てのライダーからのフィードバックを取り入れ、自社でパッドを開発。ベルギーのフランドル地方で有名な石畳の上でも、体にフィットして、振動を吸収し、クッション性を発揮するパッドを目指し開発を行っている。他メーカー製ジャージを着用するトッププロ選手がパッドのみビオレーサー製を愛用している例もある。

ICONラインでは、「SMOOTH」「VAPOR」「WAVE」の3種類のパッドが選択可能（SMOOTH以外は要アップチャージ）。最新のWAVEパッドは、解剖学的なデザインで体のラインに沿った新形状を採用。これまで培ってきたパッドの良さを踏襲しつつ、より優れた体圧分散と低摩擦を実現し、安定性も大きく向上させ、これまで以上の快適性を発揮する。

その他おすすめウエア②「ICON ロードレースワンピース」

ICON ロードレースワンピース（2万6200円）●納期 56日〜・5着〜

ビオレーサーと言えばロードレースワンピースというほどの人気アイテム。従来ラインナップしていたラインとは、エアロ性能はそのままでよりリーズナブルな価格を実現した。春先から秋口まで3シーズンカバーするレース志向のワンピースで、ボディに優れたエアロ効果を発揮するスムーズ素材、両脇には高いクーリング性能を発揮するクールマックスメッシュ、両袖にビオレーサーが他社に先駆けて生地メーカーと共同開発したエアロ効果を発揮するエアーストライプ生地を適切なカッティングを施して最適な方向に配置。空力性能と通気性、快適な着心地を高い次元で融合している。裾には伸縮性が高く肌への刺激が少ないレッググリッパーを採用する。ICONラインではよりお求めやすい価格を実現。パッドは優れた体圧分散と低摩擦、安定性を向上させた最新のWAVEパッドも選べる。

“ビオレーサー”を愛用している Roppongi Express 高岡 亮寛さん

学生時代にロードレースに没頭。就職後一時期自転車から離れるが20代後半になり自転車熱再発。アマ・ロードレース世界一を目指しつつ、金融業界を離れて自転車操業に四苦八苦する毎日。

ビオレーサーと私のパートナーシップのきっかけは「グランフォンド世界選手権で金メダルを」という私の夢に賛同いただいたことです。強豪国のナショナルジャージを手掛け、1秒を競う世界の最先端というイメージはありましたが、本社を見学し開発者やCEOと直接会って話す機会を経て本当に信頼できるブランドだと再認識しました。最先端を切り開く姿勢は非常に頼もしく、その期待に応えて絶対いつかは世界チャンピオンになりレインボージャージ作製をお願いしようと誓っています。純競技用のイメージが強いですが、今回ラインナップを刷新し、より一般向けのICONラインが登場。さっそく試着する機会をいただきましたが、非常に着やすくて普段の練習から使い倒せると期待大です。

「ビオレーサー」について

1984年にベルギーで誕生。自社開発のバイクフィッティングシステムを活用したライドポジションのコンサルティングに始まり、フレームやシューズの開発を経てサイクルウェアに特化。バイクメーカーのリドレーやヘルメットメーカーのレイザーと風洞実験施設も建設し、国内外の研究機関とも連携をとって科学的データに基づいた製品作りを行っている。ヨーロッパ各国のナショナルチームをはじめ、トッププロチームを含む年間1万チーム以上のチームジャージを制作し、これまでに100人以上の世界チャンピオンの勝利をサポートした。なお、東京2020大会では45個のメダル獲得に貢献している。

従来からサポートしているベルギー、オランダ、ドイツなどのナショナルチームに加え、今シーズンから新たにプロツアーチーム「Team INEOS Grenadiers」もサポートする。ビオレーサーの最新情報はこちら（BIORACER BLOG）から。