ベルギーのスポーツバイクブランド、リドレーの2022モデルが発表された。これまでは10モデル、11カラーが日本で展開されていたが、2022のロードバイク、グラベルバイク、シクロクロスバイクは10モデル、20カラーとなり、カラーラインナップがおよそ2倍になった。

また、リドレーのウェブサイトもリニューアルされている。2022モデルの紹介だけではなく、ブランドや各モデルのヒストリーなどもあり、ブランドの世界観を感じられる内容だ。

ノアファストディスク

エアロロードの「ノアファストディスク」には、日本での展開がなかったロット・スーダルチームカラー（ただし下の写真は2021シーズンまでのもの。2022はデザインが異なる）が追加される。シルバー×ブラック×レッドは継続だ。

リドレー・ノアファストディスク。手前がロットチーム、奥がシルバー×ブラック×レッド

Noah Fast Disc
フレームセット価格：53万9000円
サイズ：XS（526mm）、S（545mm）、M（565mm）
カラー：ロットチーム、シルバー×ブラック×レッド
フレーム：50T／40T／30T HMカーボン
フォーク：フルカーボン
フレーム重量：990g（XS）、1000g（S）、1020g（M）
フォーク重量：440g（コラム長300mm）

ヘリウムSLXディスク

軽量オールラウンダーの「ヘリウムSLXディスク」には2つの新色が登場。また、2022モデルではノアのステム一体型のような専用のハンドルが付属する。

リドレー・ヘリウムSLXディスク。手前がバイオレット×チクラミーノ、奥がバトルシップグレー。写真とは異なりハンドルはステム一体型のものが付属する

Helium SLX Disc
フレームセット価格：40万7000円
サイズ：XXS（515mm）、XS（525mm）、S（545mm）、M（565mm）
カラー：バイオレット×チクラミーノ、バトルシップグレー
フレーム：60T／40T／30T HMカーボン
フォーク：フルカーボン
フレーム重量：775g（XXS）、785g（XS）、805g（S）、825g（M）
フォーク重量：335g（コラム長300mm）

フェニックススリック

「Fenix SLiC（フェニックススリック）」は、2021モデルの「フェニックス」の名称を変更したエンデュランスロードだ。SLiCはSuper Light integrated Cockpitの頭文字をとったもの。ブラック×レッドは継続で、新色としてパールホワイト×ゴールドが登場。漫画「弱虫ペダル」のキャラクター、東堂尽八の影響で、リドレーと言えば白のイメージを持つ人が日本では多いという。後者のカラーは人気が出るかもしれない。

リドレー・フェニックススリック。手前がパールホワイト×ゴールド、奥がブラック×レッド

Fenix SLiC
フレームセット価格：32万4500円
サイズ：XS（525mm）、S（545mm）、M（565mm）
カラー：パールホワイト×ゴールド、ブラック×レッド
フレーム：30T／24T HMカーボン
フォーク：フルカーボン
フレーム重量：990g（XS）、1006g（S）、1029g（M）
フォーク重量：379g（コラム長300mm）

フェニックスSLAディスク

2021モデルは1色だったアルミのエンデュランスロード「フェニックスSLAディスク」。2022モデルでは3色展開になり全てが新色だ。ポップなグラフィックに変更されている。

リドレー・フェニックスSLAディスク。カラーは手前からブラック×グレー、ボルドーレッド、アンスラサイト

Fenix SLA Disc
完成車価格：24万2000円
サイズ：XXS（515mm）、XS（525mm）、S（545mm）、M（565mm）
カラー：ブラック×グレー、ボルドーレッド、アンスラサイト
フレーム：トリプルバテッド6061-T6アルミニウム
フォーク：フルカーボン
フレーム重量：1450g（XXS）、1473g（XS）、1512g（S）、1562g（M）
フォーク重量：430g（コラム長300mm）
完成車重量：9.6kg（S）
メインコンポーネント：シマノ・ティアグラ
ホイール：シマノ・WH-RS171
タイヤ：ヴィットリア・ザフィーロリジッド 700×25C
ハンドル：フォルツァ ・ストラトス 400mm
ステム：フォルツァ ・ストラトス  100mm
シートポスト：フォルツァ ・ストラトス
サドル：フォルツァ・ストラトス

カンゾーファスト

ジャンルによって細かく分かれるリドレーのグラベルバイクのラインナップ。グラベルレーサーのカンゾーファストはアーミーグリーン×ゴールドが継続。新色としてグレー×アンスラサイトが追加される。

リドレー・カンゾーファスト。手前がグレー×アンスラサイト、奥がアーミーグリーン×ゴールド

Kanzo Fast
フレームセット価格：39万6000円
サイズ：XS（522mm）、S（547mm）、M（565mm）
カラー：グレー×アンスラサイト、アーミーグリーン×ゴールド
フレーム：30T／24T HMカーボン
フォーク：フルカーボン
フレーム重量：1150g（XS）、1170g（S）、1190g（M）
フォーク重量：490g（コラム長300mm）

カンゾースピード

グラベルロードのカンゾースピードも2色展開。どちらも新色だ。

リドレー・カンゾースピード。手前がカモグリーン、奥がキャンディーレッド

Kanzo Speed
完成車価格：40万7000円
サイズ：XXS（515mm）、XS（525mm）、S（545mm）、M（565mm）
カラー：カモグリーン、キャンディーレッド
フレーム：30T／24T HMカーボン
フォーク：フルカーボン
フレーム重量：960g（XXS）、980g（XS）、1010g（S）、1040g（M）
フォーク重量：490g（コラム長300mm）
完成車重量：9.25kg（M）
メインコンポーネント：シマノ・GRX
ホイール：シマノ・WH-RS171
タイヤ：WTB・バイウェイTCS 700×34mm
ハンドル：フォルツァ ・ストラトスE2 400mm
ステム：フォルツァ ・ストラトス  90mm
シートポスト：フォルツァ ・ストラトス
サドル：フォルツァ・ストラトス

カンゾーアドベンチャー

バイクパッキング向けのグラベルバイク、カンゾーアドベンチャーは2色展開になり、こちらもカラーが一新されている。

リドレー・カンゾーアドベンチャー。手前がジーンズブルー×ライム、奥がシャンパーニュゴールド

Kanzo Adventure
完成車価格：39万6000円
サイズ：XS（520mm）、S（535mm）、M（550mm）、L（565mm）
カラー：ジーンズブルー×ライム、シャンパーニュゴールド
フレーム：30T／24T HMカーボン
フォーク：フルカーボン
フレーム重量：1086g（XS）、1112g（S）、1150g（M）、1192g（L）
フォーク重量：480g（コラム長300mm）
完成車重量：9.6kg（S）
メインコンポーネント：シマノ・GRX
ホイール：シマノ・WH-RS171
タイヤ：WTB・リドラーTCS 700×45mm
ハンドル：フォルツァ ・ストラトスE2 400mm
ステム：フォルツァ ・ストラトス  90mm
シートポスト：フォルツァ ・ストラトス
サドル：フォルツァ・ストラトス

カンゾーA

エントリーグラベルロードのカンゾーAは、2022モデルでは3色展開になり全てが新色。ベルジアンブルーとシルバーの色使いは2021モデルから変わらないが、グラフィックが変更されている。

リドレー・カンゾーA。手前からベルジアンブルー、ボルドーレッド、シルバー

Kanzo A
完成車価格：25万3000円
サイズ：XXS（515mm）、XS（525mm）、S（540mm）、M（565mm）
カラー：ベルジアンブルー、ボルドーレッド、シルバー
フレーム： トリプルバテッド6061-T6アルミニウム
フォーク：カーボン（アルミコラム）
フレーム重量：1480g（XXS）、1520g（XS）、1570g（S）、1620g（M）
フォーク重量：480g（コラム長300mm）
完成車重量：10.5kg（S）
メインコンポーネント：シマノ・ティアグラ
ホイール：シマノ・WH-RS171
タイヤ：WTB・リドラーコンプ 700×37mm
ハンドル：フォルツァ ・ストラトスE2 400mm
ステム：フォルツァ ・ストラトス  90mm
シートポスト：フォルツァ ・ストラトス
サドル：フォルツァ・ストラトス

Xナイトディスク

シクロクロスバイクのXナイトディスクはカラー変更。ブラック×ベルジアンブルーのみだ。

リドレー・Xナイトディスク

X-Night Disc
フレーム価格：20万9000円
サイズ：41（514mm）、50（530mm）、52（535mm）、54（545mm）
カラー：ブラック×ベルジアンブルー
フレーム：30T／24T HMカーボン
フォーク：フルカーボン
フレーム重量：959g（41）、1009g（50）、1026g（52）、1053g（54）
フォーク重量：451g（コラム長300mm）